特許
J-GLOBAL ID:201203091384606764
車両用動力伝達装置の制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
落合 健
, 仁木 一明
, ▲ぬで▼島 愼二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-080580
公開番号(公開出願番号):特開2012-215228
出願日: 2011年03月31日
公開日(公表日): 2012年11月08日
要約:
【課題】 無段変速機に発生するフレッティング摩耗を、ドライブフィールの低下を回避しながら防止する。【解決手段】 無段変速機Tの変速比を決定する偏心量εが一定の状態が継続すると、無段変速機Tのギヤが同一の歯面で長時間接触してフレッティング摩耗が発生する虞があるが、偏心量固定状態判定手段M3が偏心量εが所定時間一定であると判定したときに、目標出力トルク保持手段M5が偏心量εを変更するとともに、無段変速機Tの目標出力トルクを保持するように駆動源の出力トルクを制御するので、偏心量εを変更してフレッティング摩耗の発生を防止しながら、無段変速機Tの目標出力トルクが変化しないようにしてドライブフィールの低下を回避することができる。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
駆動源(E)に接続された入力軸(11)の回転を変速して出力軸(12)に伝達する無段変速機(T)が、
前記入力軸(11)の軸線(L1)からの偏心量(ε)が可変であって該入力軸(11)と共に回転する入力側支点(18)と、前記偏心量(ε)を変化させる変速アクチュエータ(A)と、前記出力軸(12)に接続されたワンウエイクラッチ(21)と、前記ワンウエイクラッチ(21)の入力部材(22)に設けられた出力側支点(19c)と、前記入力側支点(18)および前記出力側支点(19c)に両端を接続されて往復運動するコネクティングロッド(19)とを備える車両用動力伝達装置の制御装置であって、
車両および前記駆動源(E)の運転状態を検出する運転状態検出手段(Sb〜Se)と、
前記運転状態検出手段(Sb〜Se)により検出された前記運転状態に応じて車両の目標出力トルクを算出する目標出力トルク算出手段(M1)と、
前記目標出力トルク算出手段(M1)によって算出された前記目標出力トルクに応じて前記駆動源(E)の出力トルクを算出する駆動源出力トルク算出手段(M2)と、
前記偏心量(ε)を算出する偏心量算出手段(M3)と、
前記偏心量算出手段(M3)によって算出された前記偏心量(ε)が所定時間一定であるか否かを判定する偏心量固定状態判定手段(M4)と、
前記偏心量固定状態判定手段(M4)によって前記偏心量(ε)が所定時間一定であると判定されたときに該偏心量(ε)を変更するとともに、前記目標出力トルクを保持するように前記駆動源(E)の出力トルクを制御する目標出力トルク保持手段(M5)とを備えることを特徴とする車両用動力伝達装置の制御装置。
IPC (5件):
F16H 61/04
, F16H 61/66
, F16H 21/14
, F16H 1/32
, F02D 45/00
FI (6件):
F16H61/04
, F16H61/66
, F16H21/14
, F16H1/32 Z
, F02D45/00 362H
, F02D45/00 364D
Fターム (38件):
3G384BA02
, 3G384CB06
, 3G384DA26
, 3G384EA02
, 3G384FA06Z
, 3G384FA08Z
, 3G384FA54Z
, 3G384FA58Z
, 3J027FA21
, 3J027FB01
, 3J027FC04
, 3J027GB05
, 3J027GC01
, 3J027GC22
, 3J027GD04
, 3J062AA02
, 3J062AB06
, 3J062AC03
, 3J062BA27
, 3J062CG02
, 3J062CG13
, 3J552MA06
, 3J552NA01
, 3J552NB04
, 3J552PA02
, 3J552PA54
, 3J552PA61
, 3J552SA32
, 3J552SB02
, 3J552UA08
, 3J552VA32Z
, 3J552VA37Z
, 3J552VA48W
, 3J552VA74W
, 3J552VB01Z
, 3J552VC03Z
, 3J552VC05Z
, 3J552VD02Z
引用特許:
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