特許
J-GLOBAL ID:201203091979674437

ステアリングコラムの支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-115513
公開番号(公開出願番号):特開2012-240628
出願日: 2011年05月24日
公開日(公表日): 2012年12月10日
要約:
【課題】二次衝突時にコラム側ブラケットに加わるモーメントに拘らず、このコラム側ブラケットが前方に離脱する過程で擦れ合う部材との間に作用する摩擦力を低く抑える。そして、衝突事故の際の運転者の保護充実を図り易い構造を実現する。【解決手段】前記コラム側ブラケット13aの上板部46の前部上面と、車体側ブラケット10dの下面との間、同じく中間部乃至後部上面と、このコラム側ブラケット13aに結合固定した係止カプセル11bの下面との間に、合成樹脂製のプレート部62a、62bを介在させる。前記モーメントに基づいて当接部の面圧が高くなる部分に、摩擦係数が低い合成樹脂製のプレート部62a、62bが存在するので、前記課題を解決できる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内側にステアリングシャフトを回転自在に支持する為のステアリングコラムと、このステアリングコラムに支持されて二次衝突時にこのステアリングコラムと共に前方に変位するコラム側ブラケットと、車体側に支持固定されて、二次衝突時にも前方に変位する事のない車体側ブラケットと、これらコラム側、車体側両ブラケット同士を結合する為、これら両ブラケット同士の間に設けられた係止カプセルとを備え、この係止カプセルをこれら両ブラケットのうちの一方のブラケットに対し、合成樹脂製の連結部材を介して、前記二次衝突時に加わる衝撃荷重に基づいて、前記一方のブラケットに対し離脱可能に結合して成るステアリングコラム用支持装置に於いて、この一方のブラケットの上下両面と、前記両ブラケットのうちの他方のブラケット又は前記係止カプセルの一部である相手面との距離を部分的に異ならせ、前記一方のブラケットの上下両面とこの相手面との間部分のうち、前記二次衝突の際に前記ステアリングコラムから前記コラム側ブラケットに加わるモーメントに基づいて当接圧が高くなる部分に、前記連結部材を構成する合成樹脂の一部を進入させて、この合成樹脂製のプレート部を形成した事を特徴とするステアリングコラム用支持装置。
IPC (3件):
B62D 1/19 ,  B62D 1/18 ,  B60R 21/05
FI (3件):
B62D1/19 ,  B62D1/18 ,  B60R21/05 F
Fターム (14件):
3D030DC16 ,  3D030DC17 ,  3D030DD02 ,  3D030DD18 ,  3D030DD25 ,  3D030DD26 ,  3D030DD65 ,  3D030DD76 ,  3D030DD79 ,  3D030DE05 ,  3D030DE09 ,  3D030DE22 ,  3D030DE35 ,  3D030DE46
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る