特許
J-GLOBAL ID:201203092548337677

椎弓根プローブの刺入を支援するガイド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人みのり特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-276579
公開番号(公開出願番号):特開2012-125274
出願日: 2010年12月13日
公開日(公表日): 2012年07月05日
要約:
【課題】椎骨の所定部位に正確に安定して固定することができ、高い精度で椎弓根プローブの刺入を行えるガイドを提供する。【解決手段】それぞれを椎弓根プローブが貫通し得る一対のガイド筒1a、1bと、一対のガイド筒を連結し、それらが位置する平面から、逆U字または逆V字状に突出する基部2と、一対のガイド筒を連結する第1連結部3と、基部の頂点部分2cと第1連結部を連結する第2連結部4を備える。一対のガイド筒の下端開口縁1c、1dはそれぞれ、ガイドが椎骨の所定部位に押圧固定されたとき、椎骨の椎弓に隙間無く接触する形状を有し、基部の頂点部分には、ガイドが椎骨の所定部位に押圧固定されたとき、棘突起の先端部に隙間無く接触する第1支持面6が設けられ、基部の左側および右側部分には、それぞれ、ガイドが椎骨の所定部位に押圧固定されたとき、椎骨の椎弓に隙間無く接触する第2支持面5a、5bが設けられる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
脊椎固定術における椎弓根螺子挿入に際し、予め選択された椎骨の椎弓表面から左右の椎弓根内への椎弓根プローブの刺入を支援すべく、前記椎骨の所定部位に置かれて押圧固定されるガイドであって、 前記ガイドの全体が、患者のCT画像データに基づき、ラピッド・プロトタイピング技術を用いて形成されており、前記ガイドは、 互いに起立状態で間隔をあけてかつ所定の角度をなして配置され、それぞれを椎弓根プローブが遊びを伴って貫通し得る一対のガイド筒と、 棒体からなり、一端が一方の前記ガイド筒に接続され、他端が他方の前記ガイド筒に接続されるとともに、前記一対のガイド筒が位置する平面から、実質上逆U字または逆V字状に突出する基部と、 棒体からなり、前記一対のガイド筒を、前記基部との接続部より上方の位置で互いに連結する第1連結部と、を備え、 前記基部の頂点部分が前記第1連結部に接続され、 前記一対のガイド筒の下端開口がそれぞれ形成すべき左右の椎弓根螺子挿入孔に整合するとともに、前記基部の頂点部分が前記椎骨の棘突起の先端部を横切り、かつ前記基部の左側および右側部分が前記棘突起の両側に沿ってのびるような配置で、前記椎骨の所定部位に押圧固定されるようになっており、 前記一対のガイド筒の下端開口縁はそれぞれ、前記ガイドが前記椎骨の所定部位に押圧固定されたとき、前記椎骨の椎弓に隙間無く接触する形状を有し、前記基部の前記頂点部分には、前記ガイドが前記椎骨の所定部位に押圧固定されたとき、前記棘突起の先端部に隙間無く接触する第1支持面が設けられ、前記基部の前記左側および右側部分には、それぞれ、前記ガイドが前記椎骨の所定部位に押圧固定されたとき、前記椎骨の椎弓に隙間無く接触する第2支持面が設けられていることを特徴とするガイド。
IPC (1件):
A61B 17/58
FI (1件):
A61B17/58
Fターム (2件):
4C160LL24 ,  4C160LL31
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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