特許
J-GLOBAL ID:201203093086792809

脱CO2設備付き火力発電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉岡 宏嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-179426
公開番号(公開出願番号):特開2012-037180
出願日: 2010年08月10日
公開日(公表日): 2012年02月23日
要約:
【課題】熱効率を向上させることが可能な脱CO2設備付き火力発電システムを提供する。【解決手段】水蒸気を発生するボイラ1と、ボイラ1で発生した水蒸気17により回転し発電機を回転駆動するタービン14とタービン14からの水蒸気17を復水18に戻す復水器15と、ボイラ1内で発生する排ガス11から二酸化炭素を分離・回収する脱CO2設備とを備え、該脱CO2設備は、排ガス11から二酸化炭素を吸収するCO2吸収塔20と、二酸化炭素を吸収したCO2吸収液から二酸化炭素を脱離させる再生塔40とを有し、ボイラ1から排出される排ガス11を冷却することによって回収した熱量を、CO2吸収塔20から再生塔40へ送られるCO2吸収液の加熱に用いる一方、CO2吸収塔20には、二酸化炭素が吸収された脱CO2排ガスから吸収液を回収するための水洗水が循環しており、復水器15からの復水を、水洗水を冷却する冷媒として使用する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
化石燃料の燃焼により水を加熱して水蒸気を発生するボイラと、前記ボイラで発生した水蒸気により回転し発電機を回転駆動するタービンと、前記タービンから送られてくる水蒸気を水に戻す復水器と、前記ボイラ内で前記化石燃料の燃焼により発生する二酸化炭素を含む排ガスから二酸化炭素を分離・回収する脱CO2設備と、を備えた脱CO2設備付き火力発電システムであって、 前記脱CO2設備は、アミン化合物を吸収液として前記排ガスから二酸化炭素を吸収するCO2吸収塔と、二酸化炭素を吸収したCO2吸収液から二酸化炭素を脱離させる再生塔とを有し、 前記ボイラから排出される排ガスを冷却することによって回収した熱量を、前記CO2吸収塔から前記再生塔へ送られるCO2吸収液の加熱に用いる一方、 前記CO2吸収塔には、二酸化炭素が吸収された脱CO2排ガスから前記吸収液を回収するための水洗水が循環しており、前記復水器からの復水を、前記水洗水を冷却する冷媒として使用することを特徴とする脱CO2設備付き火力発電システム。
IPC (5件):
F23J 15/00 ,  B01D 53/62 ,  F01K 9/00 ,  F22D 11/00 ,  F01K 17/04
FI (5件):
F23J15/00 Z ,  B01D53/34 135Z ,  F01K9/00 Z ,  F22D11/00 C ,  F01K17/04 Z
Fターム (14件):
3K070DA11 ,  3K070DA24 ,  4D002AA09 ,  4D002AC01 ,  4D002BA02 ,  4D002BA13 ,  4D002CA07 ,  4D002CA13 ,  4D002DA31 ,  4D002EA02 ,  4D002EA06 ,  4D002EA08 ,  4D002FA01 ,  4D002HA08
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)

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