特許
J-GLOBAL ID:201203094068231944

スパークプラグの取付構造およびスパークプラグ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人明成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-008954
公開番号(公開出願番号):特開2012-150992
出願日: 2011年01月19日
公開日(公表日): 2012年08月09日
要約:
【課題】中心電極と接地電極との位置関係を規定することにより、スパークプラグの着火性を向上させる技術を提供する。【解決手段】スパークプラグ10は、形成位置が互いにオフセットされ、それぞれが電極チップ3c,4cを有する中心電極3と、接地電極4とを備える。燃焼室101は、燃焼工程の際にタンブル旋回流が生じるように構成されており、スパークプラグ10は、燃焼室101において、火花ギャップsgにおける混合気の流れ方向Fを規定できる位置に取り付けられる。また、スパークプラグ10は、その混合気の流れ方向Fと、中心電極3と接地電極チップ4cとのオフセット方向との間の角度θが、-90°≦θ≦90°となり、その混合気の流れ方向Fに対する接地電極4の基体部4bの配置方向を表す角度αが、45°≦α≦315°となるように取り付けられる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
少なくとも1つの吸気口と少なくとも1つの排気口とがそれぞれ、燃焼室の中心軸を通る1つの仮想平面Aに対して対称に設けられた燃焼室において、前記少なくとも1つの吸気口と前記少なくとも1つの排気口との間に取り付けられるスパークプラグであって、 軸状の中心電極と、 前記中心電極の先端を突出させつつ、前記中心電極の外周を保持する絶縁碍子と、 前記絶縁碍子の外周を保持する主体金具と、 前記主体金具の端部に接合された基体部と、前記基体部から前記中心電極側へと延び、前記中心電極の先端との間に間隙を形成する先端部と、を有する接地電極と、 前記先端部において、前記中心電極の軸方向に沿って見たときに、前記中心電極の中心軸とはオフセットされた位置に自身の中心軸を有し、前記中心電極側に突起する接地電極チップと、 を有するスパークプラグの取付構造において、 前記スパークプラグは、前記燃焼室に取り付けられたときに、前記中心電極の中心軸が前記仮想平面A上に配置されるとともに、前記中心電極と前記接地電極とが前記燃焼室内の所定の位置に配置され、 前記所定の位置は、前記燃焼室に固定された前記スパークプラグと、前記仮想平面Aとを、前記中心電極の軸方向に垂直な仮想平面Bに投影したときに、 (i)前記仮想平面Aが投影された第1の仮想投影直線と、前記中心電極の中心軸と前記接地電極チップの中心とを結ぶ仮想直線が投影された第2の仮想投影直線との間の角度θが、-90°≦θ≦90°となり、 (ii)前記第1の仮想投影直線と、前記接地電極チップの中心軸と前記基体部の幅方向の中心とを通る仮想平面Cが投影された第3の仮想投影直線との間の角度αが、45°≦α≦315°となる位置であることを特徴とする、スパークプラグの取付構造。
IPC (4件):
H01T 13/08 ,  H01T 13/20 ,  H01T 13/32 ,  F02P 13/00
FI (5件):
H01T13/08 ,  H01T13/20 B ,  H01T13/32 ,  F02P13/00 301A ,  F02P13/00 301J
Fターム (8件):
3G019KA01 ,  3G019KA11 ,  3G019KA12 ,  5G059AA01 ,  5G059CC02 ,  5G059DD23 ,  5G059EE23 ,  5G059JJ25
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 筒内噴射式火花点火内燃機関
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-338647   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • スパークプラグ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-288826   出願人:株式会社デンソー, 株式会社日本自動車部品総合研究所
  • 特許第4125060号

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