特許
J-GLOBAL ID:201203095336891339

フェニルアラニンまたはアラニンの電気化学的測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人特許事務所サイクス
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-066547
公開番号(公開出願番号):特開2012-078338
出願日: 2011年03月24日
公開日(公表日): 2012年04月19日
要約:
【課題】血液中の濃度が格段に低いPheのセンサによる測定における妨害物質の有効な除去方法を提供し、血液中のPhe濃度を高い精度で測定する方法を提供する。【解決手段】フェニルアラニン脱水素酵素またはアラニン脱水素酵素とジアホラーゼとを固定化した作用極及び対極を有する電極系を含むPheまたはAlaセンサを用いて血液中のフェニルアラニンまたはアラニン濃度を測定する方法。以下の(1)〜(6)の工程を含む。(1)被検体である血液を補酵素及び電子メディエーターを含有する試薬液と混合して測定液を調製し、(2)前記測定液を前記電極系に供給し、(3)前記電極系の作用極にプラス電位を印加して、前記測定液に含有されるアスコルビン酸及び電子メディエーターを酸化し、(4)プラス電位の印加を終了し、酵素反応を所定時間実施し、(5)所定時間経過後、前記電極系の作用極にプラス電位を印加して、電流値を測定し、(6)測定した電流値またはその積分値に基づいて前記被検体である血液中のフェニルアラニンまたはアラニン濃度を算出する【選択図】なし
請求項(抜粋):
フェニルアラニン脱水素酵素またはアラニン脱水素酵素とジアホラーゼとを固定化した作用極及び対極を有する電極系を含むフェニルアラニンまたはアラニンセンサを用いて血液中のフェニルアラニンまたはアラニン濃度を測定する方法であって、 (1)被検体である血液を補酵素及び電子メディエーターを含有する試薬液と混合して測定液を調製し、 (2)前記測定液を前記電極系に供給し、 (3)前記電極系の作用極にプラス電位を印加して、前記測定液に含有されるアスコルビン酸及び電子メディエーターを酸化し、 (4)プラス電位の印加を終了し、酵素反応を所定時間実施し、 (5)所定時間経過後、前記電極系の作用極にプラス電位を印加して、電流値を測定し、 (6)測定した電流値またはその積分値に基づいて前記被検体である血液中のフェニルアラニンまたはアラニン濃度を算出する ことを含む前記測定方法。
IPC (2件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/327
FI (4件):
G01N27/46 336G ,  G01N27/46 336B ,  G01N27/30 353F ,  G01N27/30 353U
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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