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J-GLOBAL ID：201302204023537973   整理番号：13A0695617

Societal Attractor理論に基づく城崎温泉回遊行動の分析と介入予測

Analysis and Control Simulation of Customer Behavior in Kinosaki Hot Spring Area based on Societal Attractor Theory

著者 (6件)： 西村拓一 (産業技術総合研) ,  内藤耕 (産業技術総合研) ,  北島宗雄 (長岡技科大) ,  山本吉伸 (産業技術総合研) ,  小川祐樹 (産業技術総合研) ,  赤松幹之 (産業技術総合研)
資料名： モバイル学会誌  (Journal of Mobile Interactions)
巻： 2  号： 2  ページ： 61-68  発行年： 2012年07月01日 
JST資料番号： F1022A  ISSN： 2185-6796  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： モバイル端末によって収集された城崎温泉の外湯巡りの利用データを行動理論(Societal Attractor理論)の観点から分析する。この結果,外湯,宿(食事),宿(睡眠),花火などのアトラクターが刻々と吸引力を変化させていること,観光客のタイプによって吸引力が異なること,外湯というアトラクターには定員という制約や移動というコストが存在することが確認できた。また,この結果を基に,宿一つと外湯2つの間の遷移確率を用いた定性モデルを構築し,シミュレーションによる介入時の効果を予測した。アトラクターが定員や移動の制約を持ちつつ,時刻とともに変化する場合に,満員情報の通知や移動支援による介入が効果的であることを示した。

シソーラス用語： 分析 ,  人間行動 ,  *交通行動 ,  型 ,  行動 ,  効果 ,  データ収集 ,  携帯端末 ,  宿泊施設 ,  *温泉 ,  遷移確率 ,  シミュレーション ,  *アトラクタ ,  人間 ,  食事 ,  火工品 ,  *マーケティング ,  花火 ,  *観光客 ,  *交通行動分析 ,  モバイルデバイス
準シソーラス用語： *サービスマーケティング ,  モバイル端末 ,  *介入効果 ,  *回遊行動 ,  行動パターン

分類 (1件)： 市場調査,広告  (KA06030H)

引用文献 (9件)：

• [1]内藤編:サービス工学入門,東京大学出版(2008).
• [21内藤:サービス産業生産性向上入門一実例でよくわかる!,日刊工業新聞社(2010).
• [3]内藤:「最強のサービス」の教科書,講談社(2010).
• [4]内藤:「売れない時代」の新・集客戦略一コスト削減に向けた顧客モチベーション・マーケティング,東洋経済新報社(2011).
• [5]内藤・北島:サービス生産性革新、「サービス工学の方法と実践」、朝倉書店(2012)

タイトルに関連する用語 (5件)： 理論 ,  温泉 ,  回遊行動 ,  分析 ,  予測