文献
J-GLOBAL ID:201302210370188814   整理番号:13A1754088

防災技術 地形を考慮した土石流の発生危険性評価

Risk Evaluation of Debris Flow using Digital Terrain Model
著者 (4件):
資料名:
巻: 27  号: 11  ページ: 35-40  発行年: 2013年11月01日 
JST資料番号: X0700A  ISSN: 0914-2290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
降雨による斜面崩壊の危険性を評価するためには,斜面周辺の比較的広範囲な水の移動現象を考慮することが重要となる。そこで,自然・切土斜面表層の崩壊を対象として,斜面表層の地下水位を求めた上で安定性を計算する解析モデルについて,これまで検討してきた。本論文では,この解析モデルを発展させることで土石流の発生危険性を評価することを試みたものである。土石流の発生には渓流流域斜面の崩壊危険性と渓流水量の変化が大きな影響を及ぼす。本稿では,まず,鉄道沿線斜面で計測した渓流水量と解析モデルで計算される渓流水量の比較を行い,解析モデルによる渓流水量計算の適用性について検討した。その上で,過去に土石流が発生した渓流を対象にした事例解析を実施した。その結果は次の通りである。1)土石流の発生に大きな影響を及ぼす渓流水量の経時変化の再現性については,特に,渓流水量がピークとなる経過時間が精度よく求められることが分かった。2)渓流流域斜面の不安定化と渓流水量の増大という土石流発生時に想定される現象が解析モデルによる計算で再現できることを明らかにした。3)渓流流域斜面の崩壊危険性と渓流水量の変化を解析モデルにより計算し,この結果を利用した土石流発生の危険性評価フローと評価結果のイメージを示した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
自然災害 
引用文献 (7件):
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る