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J-GLOBAL ID：201302210796108605   整理番号：13A1046544

藻類におけるセプチンの局在化と進化

Localization and evolution of septins in algae

著者 (12件)： YAMAZAKI Tomokazu (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  YAMAZAKI Tomokazu (JST-CREST, Chiba, JPN) ,  OWARI Satomi (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  OTA Shuhei (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  OTA Shuhei (JST-CREST, Chiba, JPN) ,  SUMIYA Nobuko (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  YAMAMOTO Maki (Senshu Univ., Kanagawa, JPN) ,  WATANABE Koichi (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  WATANABE Koichi (JST-CREST, Chiba, JPN) ,  NAGUMO Tamotsu (Nippon Dental Univ., Tokyo, JPN) ,  MIYAMURA Shinichi (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  KAWANO Shigeyuki (Univ. Tokyo, Chiba, JPN)
資料名： Plant Journal  (Plant Journal)
巻： 74  号： 4  ページ： 605-614  発行年： 2013年05月 
JST資料番号： A1374A  ISSN： 0960-7412  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セプチンはGTPアーゼを含んだ糸状になる多機能蛋白質の一種で,生体内で細胞体分裂を調整する拡散防止機能や,細胞極性機能のほか多くの機能を持っている。細菌や動物のセプチンに関しては多くの報告が有るが,植物および藻類に含まれるセプチンの機能や進化に関してはまだ十分に特性化されていない。本研究は藻類セプチンの局在化とその発現を検証した。その結果,セプチン同族体は緑藻類を除き陸生植物や他の藻類には無いことが示された。更にセプチンは細胞質分裂のある場所に偏在することも明らかになった。本研究の結果から,藻類のセプチンは細胞分裂および/または細胞伸長に関っているが,緑藻類以外の植物種ではセプチン遺伝子は退化したものと考えられる。

シソーラス用語： 緑藻類 ,  *GTP結合タンパク質 ,  細胞分裂 ,  *藻類 ,  系統発生 ,  生物進化 ,  生物活性
準シソーラス用語： Marvania geminata ,  Nannochloris bacillaris ,  *セプチン ,  細胞体分裂 ,  蛋白質機能

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  植物分類学  (EH01030N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 藻類 ,  セプチン ,  局在化 ,  進化