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J-GLOBAL ID:201302211700088397   整理番号:13A1428992

光化学系IIの光阻害:光損傷と修復阻害のメカニズム

著者 (1件):
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巻: 23  号:ページ: 50-56  発行年: 2013年08月31日 
JST資料番号: L7630A  ISSN: 1884-2852  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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光合成電子伝達系としての光化学系IIの光阻害機構を最近の研究結果から光損傷と修復阻害の2つのプロセスに分けて解説した。即ち,従来の光損傷説(光誘発電子伝達由来の活性酸素が光化学系IIを損傷する),活性酸素の作用機構(修復を阻害するが,光損傷を促進しない),光損傷のtwo-step説(主としてUVや青色光の吸収による酸素発生系の損傷,次いで反応中心の損傷),修復阻害の機構(修復プロセスとしてのD1蛋白質の新規合成と光化学系IIの再活性化におけるD1蛋白質合成の活性酸素による阻害),蛋白質合成の制御と光阻害(活性酸素による蛋白質合成装置 翻訳伸長因子EF-Gの失活,チオレドキシンによるEF-Gの還元並びに再活性化と光化学系IIの修復)を概説し,光阻害は光損傷と修復阻害の相乗効果の結果であり,修復阻害は逆にストレスに対処するための生存戦略とも考えられる。
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分類 (1件):
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光合成 
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