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J-GLOBAL ID：201302214856139616   整理番号：13A1756646

福島県川俣町における環境放射線調査-土壌中放射性セシウム濃度-

Survey of Environmental Radiation in Kawamata-machi, Fukushima-Prefecture

著者 (10件)： 山西弘城 (近畿大学原子力研究所) ,  芳原新也 (近畿大学原子力研究所) ,  若林源一郎 (近畿大学原子力研究所) ,  稲垣昌代 (近畿大学原子力研究所) ,  堀口哲男 (近畿大学原子力研究所) ,  小島清 (近畿大学原子力研究所) ,  野間宏 (ア・アトムテクノル近大) ,  杉浦紳之 (近畿大学原子力研究所) ,  古川道郎 (川俣町) ,  伊藤哲夫 (近畿大学原子力研究所)
資料名： Radioisotopes  (Radioisotopes)
巻： 62  号： 5  ページ： 259-268 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： G0494A  ISSN： 0033-8303  CODEN： RAISAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福島県川俣町は福島第一原子力発電所から北西に約40kmに位置し,山木屋地区が計画的避難区域に指定されている。町の小中学校で土壌を深さごとに採取して測定した結果,地面から1cmまでに,降下した放射性セシウムの90%以上が存在していた。撹乱がない校庭では,濃度の鉛直分布に時間的な変化がなかった。また表土を6段階に分級した結果,0.5mm径以下に80%を超える放射性セシウムが含有されていることがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： 原子炉事故 ,  環境放射線 ,  *セシウム同位体 ,  *放射性同位体 ,  福島県 ,  *土壌汚染 ,  放射能汚染 ,  表土 ,  放射線防護
準シソーラス用語： *福島第一原子力発電所事故 ,  *放射性セシウム

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

引用文献 (13件)：

• CHINO, M. Preliminary estimation of release amount of ^<131>I and ^<137>Cs accidentally discharged from the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant into the atmosphere. J. Nucl. Sci. Tech. 2011, 48, 1129-1134
• 伊藤哲夫. 福島県川俣町における環境放射線調査. 近畿大学原子力研究所年報. 2011, 48, 3-9
• 塚田祥文. 土壌-作物系における放射性核種の挙動. 日本土壌肥料学雑誌. 2011, 82, 408-418
• IAEA. Report of the Chernobyl Forum Expert Group 'Environment', Environmental Consequences of the Chernobyl Accident and Their Remediation : Twenty Years of Experience. 2006
• ARAPIS, G. Effective migration velocity of ^<137>Cs and ^<90>Sr as a function of the type of soils in Belarus. J. Environmental Radioactivity. 1997, 34, 171-185

タイトルに関連する用語 (5件)： 福島 ,  環境放射線 ,  調査 ,  土壌 ,  放射性セシウム