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J-GLOBAL ID：201302214932242928   整理番号：13A0418036

繰返し塑性モデルによる巨視的弾性条件下の疲労き裂発生寿命評価

著者 (1件)： 堤成一郎 (阪大 接合研)
資料名： 理論応用力学講演会講演論文集(Web)
巻： 61st  ページ： OS11-22 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0342A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年の繰返し弾塑性モデルを導入した非線形FE解析では,比較的大きな繰返し応力下で容易に計測されるヒステリシス・ループやラチェッティング現象など,いわゆる(極)低サイクル疲労中の塑性変形を予測することができる。この低サイクル疲労中に計測される塑性ひずみ振幅と試験片破断(もしくは疲労き裂発生)寿命(N)との相関は特に高く,いわゆるManson-Coffin則の成立として示されている。一方,降伏応力よりも小さな繰返し応力が一般に作用する高サイクル疲労試験中にも,サイクル数の増加に伴って突如塑性ひずみが発生し,その後疲労き裂発生に至ることが確認されている。本研究では,先に提案した構成モデルに基づく変動荷重下の疲労き裂発生規準の確立へ向けた基礎的検討を目的とする。まず,モデルの応答を詳細に把握すると共に,繰返し応力に伴う塑性ひずみ急増現象とその後のダメージの蓄積および繰返し応力-ひずみ曲線との関係を整理する。次に,本研究でダメージパラメータをもとにした疲労き裂発生規準を用いて,一定荷重振幅および多段変動荷重に伴うき裂発生に関して考察を行う。(著者抄録)

シソーラス用語： モデル ,  *亀裂発生 ,  変動荷重 ,  *繰返し応力 ,  判定基準 ,  寿命評価 ,  パラメータ ,  塑性歪
準シソーラス用語： 塑性モデル ,  損傷パラメータ ,  *疲労き裂発生

分類 (1件)： 金属材料  (HC05020S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 塑性モデル ,  弾性 ,  疲労き裂発生 ,  寿命評価