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J-GLOBAL ID：201302216152594981   整理番号：13A1339305

結合チャネル⁹Li+n+n模型におけるCoulombブレークアップ反応

Coulomb breakup reactions of ¹¹Li in the coupled-channel ⁹Li+n+n model

著者 (5件)： KIKUCHI Yuma (Osaka Univ., Ibaraki, JPN) ,  MYO Takayuki (Osaka Univ., Ibaraki, JPN) ,  MYO Takayuki (Osaka Inst. Technol., Osaka, JPN) ,  KATO Kiyoshi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  IKEDA Kiyomi (Inst. Physical and Chemical Res. (RIKEN), Wako, JPN)
資料名： Physical Review. C. Nuclear Physics  (Physical Review. C. Nuclear Physics)
巻： 87  号： 3  ページ： 034606.1-034606.10  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： D0747A  ISSN： 0556-2813  CODEN： PRVCAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2中性子ハロー核¹¹Liの三体Coulombブレークアップ反応を,結合チャネル⁹Li+n+n三体模型を用いて調べた。¹¹Liの三体散乱状態を,複素座標スケーリングとLippmann-Schwinger方程式を組合わせた方法(CSLS)で記述した。ブレークアップ断面積の計算値は実験をうまく再現した。ハロー基底状態における44%という大きな(s_1/2)²混合がブレークアップ断面積の形状と強度を説明する上で重要な役割を果たした。また,¹¹Liの二体サブシステム(⁹Li-nとn-n)に対する不変質量スペクトルを考察し,そのピークは終状態相互作用から来ること,ブレークアップ三体終状態における⁹Li-nおよびn-n系の二種類の仮想s状態が不変質量スペクトルに各々低エネルギーピークを作り出す上で大きく貢献することを示した。¹⁰Liのp波共鳴の寄与はスペクトル中にほとんど確認されなかったことの理由を考察した。

シソーラス用語： *ブレークアップ反応 ,  Coulomb相互作用 ,  *結合チャネル理論 ,  *Lippmann-Schwinger方程式 ,  断面積 ,  不変質量分布 ,  *リチウム同位体 ,  *リチウムビーム ,  10-100MeV ,  鉛同位体 ,  *重イオン衝突 ,  三体問題 ,  終状態相互作用 ,  *原子核模型
準シソーラス用語： *Coulombブレークアップ反応 ,  *リチウム11 ,  *中性子ハロー ,  *複素座標スケーリング法

分類 (2件)： その他の粒子による反応・散乱  (BG04080F) ,  原子核模型  (BG02040Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： チャネル ,  模型 ,  Coulomb ,  ブレークアップ反応