抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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能登半島北部地域において重力測定を行い,既存のデータと統合して詳細な重力異常分布図を作成した。ブーゲー異常値は45mgal~65mgalの範囲にあって,地質構造とよい相関を示す。異常値の鉛直1次微分をとると,高異常値と低異常値の境界として0mgal/kmの等値線がひかれ,陸地の断層に対応する。輪島市付近では複雑な様相がみられ,地下構造の複雑性を示唆する。猿山地塊の南傾動が示され,隣接地塊との沈降活動が示唆される。海底活断層のセグメント境界と陸の地塊境界は必ずしも一致しないが,陸と海の構造は連続するものと考えられる。