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J-GLOBAL ID：201302218531418913   整理番号：13A1754006

小麦焼却シーズンの北部中国平原の山頂でのエアロゾル中の水溶性ジカルボン酸,ケト酸,α-ジカルボニルの高存在度

High abundances of water-soluble dicarboxylic acids, ketocarboxylic acids and α-dicarbonyls in the mountaintop aerosols over the North China Plain during wheat burning season

著者 (7件)： KAWAMURA K. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  TACHIBANA E. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  OKUZAWA K. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  AGGARWAL S. G. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  AGGARWAL S. G. (CSIR, New Delhi, IND) ,  KANAYA Y. (Japan Agency for Marine-Earth Sci. and Technol., JPN) ,  WANG Z. F. (Inst. of Atmospheric Physics, Chinese Acad. of Sci., CHN)
資料名： Atmospheric Chemistry and Physics (Web)  (Atmospheric Chemistry and Physics (Web))
巻： 13  号： 16  ページ： 8285-8302  発行年： 2013年 
JST資料番号： U7039A  ISSN： 1680-7316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 北部中国平原の泰山山頂で採取したエアロゾル試料中の水溶出成分をキャピラリーGC-MSで分析した。ジカルボン酸の存在度が最も高く,TCの1.2~6.5%,水溶性有機化合物の5~40%を占めた。α-ケト酸,α-カルボニルの存在度が高かった。これらの濃度は,中国大都市圏における濃度より数倍高く,風向及び野焼きシーズンとの関連性から,農業廃棄物である小麦藁残渣の野焼きからの直接ないし光化学酸化した揮発性,不揮発性有機物と考えられた。北部中国平原において,初夏の野焼きが対流圏大気質に大きな影響を及ぼすことが確認できた。

シソーラス用語： *エアロゾル ,  *ジカルボン酸 ,  *ケト酸 ,  カルボニル化合物 ,  GC-MS分析 ,  キャピラリーGC ,  *麦藁 ,  農業廃棄物 ,  *焼却 ,  光化学汚染物質 ,  揮発性有機化合物 ,  *大気汚染 ,  水溶性 ,  有機化合物 ,  *中国北部 ,  芳香族カルボン酸 ,  脂肪族アルデヒド ,  脂肪族カルボン酸 ,  脂肪族ケトン ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸
準シソーラス用語： SVOC ,  VOC【化合物】 ,  α-ジカルボニル ,  光化学酸化物 ,  小麦藁 ,  水溶性有機化合物 ,  大気エアロゾル ,  野焼き ,  有機エアロゾル ,  山東省

分類 (2件)： 粒状物調査測定  (SB03060E) ,  対流圏・成層圏の地球化学  (DD01020P)

物質索引 (13件)： イソフタル酸 ,  グリオキサール ,  グリオキシル酸 ,  コハク酸 ,  シュウ酸 ,  テレフタル酸 ,  ピルビン酸 ,  フタル酸 ,  フマル酸 ,  マレイン酸 ,  マロン酸 ,  メチルグリオキサール ,  メチルマレイン酸

タイトルに関連する用語 (9件)： 小麦 ,  焼却 ,  シーズン ,  中国 ,  山頂 ,  エアロゾル ,  水溶性 ,  ジカルボン酸 ,  ケト酸