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J-GLOBAL ID:201302221714281942   整理番号:13A0704106

福島県川俣町における環境放射線調査(2)~野生きのこに含まれる放射性セシウム濃度~

Survey of Environmental Radiation in Kawamata-machi, Fukushima-ken (II)-radioactive cesium in wild mushroom-
著者 (9件):
資料名:
巻: 49  ページ: 7-17  発行年: 2013年03月25日 
JST資料番号: S0092A  ISSN: 0374-8715  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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福島第一原子力発電所事故により,大量の放射性セシウムが大気中に放出された。福島県川俣町の山木屋地区に自生しているキノコの放射能レベルの調査を行った。キノコに含まれる放射性セシウムの濃度が,キノコの種類や周辺の土壌,枯れ葉などの周辺環境によってどの程度異なるのか,またそこに系統性を見いだせるのかを,確かめることを目的とする。キノコを,かさ,柄,いしづきに分けて測定試料とし,高純度Ge半導体検出器のγ線スペクトルより,137Csと134Csを測定した。その結果,放射性セシウムの濃度は採取地点とキノコの種類によって異なり,0.5~2600Bq/gの範囲であった。また,キノコに含まれる放射性セシウムの濃度は,周辺の土壌や木の皮の濃度より高いものをあった。即ち,キノコが放射性セシウムを濃集していると考えられる。このことを利用して,土壌や枯れ葉に高濃度に含まれる放射性セシウム濃度を抽出することも期待される。実態把握が進んで,キノコへの放射性セシウムの移行を議論する場合,キノコが生息している周辺全体を把握する必要がある。
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分類 (1件):
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環境の汚染及び防止 
タイトルに関連する用語 (5件):
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