抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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紫外線ナノインプリントリソグラフィー(UV-NIL)は,フラットパネルディスプレイ,携帯電話のディスプレイ,太陽電池の表面,光学レンズなどに広く使用されている反射防止(AR)構造をもつ薄膜(AR薄膜)の製作の強力なツールである。AR薄膜を製作するため,製作されたAR構造を透明なポリエチレンテレフタレート(PET)上のUV硬化型樹脂に複製した。しかしながら,AR構造ポリマとPET薄膜の間の界面は高い界面反射を引き起こした。したがって,界面反射を消去できる自立ARポリマ薄膜が必要となった。前の研究では,自立ポリマ薄膜を得るための中間物としてポリビニルアルコール(PVA)薄膜が使用されたが,その自立薄膜の耐久性は非常に低かった。本研究では,PVA薄膜の代わりに,中間薄膜として,自立ARポリマ薄膜に対し安定性を与えるポリプロピレン(PP)薄膜を使用した。また,自立薄膜の剥離力と接着力を評価した。製作された自立AR構造薄膜は430~950nmのスペクトル領域で0.2~0.3%の反射率を示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.