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J-GLOBAL ID:201302230678406635   整理番号:13A1177350

赤モロコシ麦芽β-グルカナーゼ活性と残余β-グルカンへのBacillus subtilisベースの生物制御浸漬前の希アルカリ使用と発芽条件の影響

Effect of the use of dilute alkaline prior to Bacillus subtilis-based biocontrol steeping and germination conditions on red sorghum malt β-glucanase activities and residual β-glucans
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巻: 58  号:ページ: 148-155  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: H0885A  ISSN: 0733-5210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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麦芽製造はβ-グルカン処理の理想的段階である。発芽穀粒胚乳中のホルモンと加水分解酵素の拡散がそれに依存するので,それらの加水分解は非常に重要である。高い麦芽β-グルカナーゼ活性はβ-グルカンの広範な加水分解で保証されるものではない。Bacillus subtiliを真菌増殖の制御に使う時,麦芽β-グルカンの加水分解に著しい影響を与えることなく赤モロコシ麦芽β-グルカナーゼ活性(基質としてカルボキシメチルセルロースを用いて測定した)が改良された。このように,残余β-グルカン含量を減らすために,0.2%NaOHへの浸漬を生物制御と組合せた。0.2%NaOHへの浸漬は胚乳細胞壁を開披することによって穀粒の加水分解を改良できると認められる。赤モロコシ麦芽製造中の0.2%NaOHとB.subtiliベース生物制御処理を組合せて使用すると,0.2%NaOHに予備浸漬しないで16時間生物制御浸漬した場合と比べてβ-グルカナーゼ活性が増し残余β-グルカンが著しく減少した麦芽になる。β-グルカナーゼ活性は発芽温度と時間が増すと上昇するが,麦芽の残余β-グルカン含量は減少する。実際,β-グルカナーゼのレベルが蒸留水浸漬後に得られた麦芽と0.2%NaOHに8時間浸漬し蒸留水に8時間再浸漬して得られたもの(NaOH+H2O処理)の間で大きな差がなかったが,それらの残余β-グルカン量は著しく差があった。B.subtiliベース処理は麦芽β-(1-3),(1-4)-グルカナーゼ活性を著しく改良しないでβ-(1-3)-及びβ-(1-4)-グルカナーゼ活性が改良された麦芽を生じた。84時間発芽後に得られた麦芽は全ての浸漬処理で麦芽β-(1-3),(1-4)-グルカナーゼ活性の点で著しい差はなかったが,再浸漬前に0.2%NaOH浸漬を使用するとβ-グルカン含量が改良された麦芽になった。希アルカリ中の浸漬と生物制御の組合せは残余β-グルカン含量への希アルカリ効果の利点を活用でき,それは細胞壁の開披と水吸収の改良及び生物制御の改良(β-グルカナーゼ合成の改良)によるものと思われる。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素生理  ,  植物の生化学 

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