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J-GLOBAL ID:201302230971023481   整理番号:13A1288728

ブドウ‘シャインマスカット’におけるカスリ症の発生と果皮中無機成分含有率との関係

Relationship between Skin-Browing Symptom (called “Kasuri-sho”) and Mineral Nutrient Contents in the Skin of ‘Shine Muscat’ Grapes
著者 (7件):
資料名:
号: 41  ページ: 41-50  発行年: 2013年02月25日 
JST資料番号: Z0431A  ISSN: 0388-905X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ブドウ「シャインマスカット」における果皮褐変障害「カスリ症」の発生様相を明らかにし,果皮中無機成分含有率との関連を検討した。5年生一文字整枝長梢剪定「シャインマスカット」を供試し,カスリ症発生部位の組織学的観察,力スリ症の発生時期,力スリ症多発生園と少発生園における土壌中無機成分含量と果皮中無機成分含有率の比較および窒素およびカルシウム施用量の違いがカスリ症の発生,果皮中窒素およびカルシウム含有率ならびに果実品質に及ぼす影響を調査した。その結果,褐変部位は亜表皮細胞層においてのみ認められた。また,満開後75~80日頃で果実糖度が17度に達する前後の時点から認められ,その後は果実糖度の増加に伴って症状が進行した。しかし,ベレゾーン期以降の日照時間が平年値の約35%と少ない年次には,満開後約90日頃で果実糖度が16度に満たない時点から発生が認められた。カスリ症少発生園と多発生園における果皮中無機成分含有率を比較すると,少発生園の方が窒素含有率は低く,カルシウム含有率は高かった。また,窒素施用量を少なく,カルシウムの施用量を多くして栽培することにより,カスリ症の発生が抑制された。したがって,カスリ症は果実の成熟に伴って発生する生理障害であり,果皮中の窒素含有率を比較的低く,カルシウム含有率を高い状態に誘導する施肥管理により抑制できる可能性が示唆された。
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分類 (4件):
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作物の品種  ,  果樹  ,  植物の生理的障害一般  ,  施肥法・肥効 
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