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J-GLOBAL ID:201302231241747278   整理番号:13A0517785

S15C炭素鋼に対するSUJ2軸受鋼に関する湿り空気内での十分に潤滑したフレッチング領域を求めるために必要十分な量のグリースについて

On the Necessary but Sufficient Amount of Grease to Obtain Fully Lubricated Fretting Regime in Moist Air for SUJ2 Bearing Steel against S15C Carbon Steel
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 28-37 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: U0046A  ISSN: 1881-2198  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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グリース潤滑での鋼のフレッチング特性に及ぼす湿り空気湿度(10~70%)の影響について実験的に研究した。ボールとディスク間の定時接触で各試験前に供給した0~20mgのグリースに関して,ボール(軸受鋼,JIS SUJ2)オンディスク(炭素鋼,JIS S15C)形フレッチング試験を,滑り振幅50μm,周波数6.7Hzで行った。摩擦ヒステリシスの形状からスリップ指数を計算し,それをベースにフレッチングサイクル数に対してフレッチング領域のタイプを求めた。摩擦係数,スリップ指数および摩耗率に及ぼすグリース量と相対湿度の影響について,グリース膜破壊の発生をベースに解明した。フレッチング摩耗率は,3mgを超えるグリース量に関して周囲湿度の変化に影響されないことを明らかにし,これについてはグリース膜破壊を避けるために必要な最小量となることを示した。求めた結果については,適切な潤滑に必要十分なグリース量を明らかにするのに有用で,またこれからグリース節減による環境保護となることを示した。玉軸受,ねじ,継手,案内面などに関して求めた結果を一般化するため,ストライベック曲線をベースにトライボロジー解析を行い,これから,玉軸受に関して湿り空気内での十分に潤滑したフレッチング領域を求めるために,必要十分な量のグリースについて詳細に考察した。(翻訳著者抄録)
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軸受 
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