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J-GLOBAL ID：201302233820076981   整理番号：13A0093445

地表ソース型空中電磁探査法の沿岸域への適用性評価

著者 (6件)： 伊藤久敏 (電力中研) ,  佃十宏 (電力中研) ,  鈴木浩一 (電力中研) ,  海江田秀志 (電力中研) ,  木方建造 (電力中研) ,  茂木透 (北大 大学院理学研究院 地震火山研究観測セ)
資料名： 電力中央研究所地球工学研究所研究報告  (電力中央研究所地球工学研究所調査報告)
号： N12008  ページ： 28P  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： F0804D  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高レベル放射性廃棄物の地層処分において,地層の分布や塩淡境界など,沿岸域の地質・水質の情報が重要である。空中物理探査は沿岸域の陸側と海側を同時に探査できるが,データのノイズが大きく,探査可能な深度が浅い等のため,用途が限られていた。空中物理探査のうち空中電磁探査は,地下の電気比抵抗を介して,地質・水質に関する情報を取得する。本手法につき,空中で電磁波を送信する従来型と異なり,地表にソースを置き,地下に直接電流を流し,従来より深くまで探査可能な地表ソース型空中電磁探査法(GREATEM法)を開発した。GREATEM法を,堆積岩の分布する九十九里浜と主として花崗岩からなる淡路島北西部に適用し,その適用性を確認した。

シソーラス用語： 高レベル廃棄物 ,  *地中処分 ,  地質調査 ,  *比抵抗法探査 ,  *沿岸帯 ,  地層 ,  境界 ,  堆積岩 ,  花崗岩 ,  電磁法探査 ,  空中探査
準シソーラス用語： 塩淡境界 ,  *空中電磁探査法 ,  *地表ソース型空中電磁探査法

分類 (1件)： 電気探査・検層  (DE10040M)

引用文献 (23件)：

• 物理探査学会編,1998.物理探査ハンドブック,物理探査学会.
• Hallier, S., Ch疝jub, E., Bouchon, M., and Sekiguchi, H., 2008. Revisiting the Basin-edge Effect at Kobe during the 1995 Hyogo-Ken Nanbu Earthquake. Pure and Applied Geophysics, 165, 1751-1760.
• 橋本修,阿部琢美,1996.FDTD時間領域差分法入門.森北出版株式会社,124p.
• 林 広樹,中満隆博,柳沢幸夫,渡辺真人,堀内誠示,嶋田智恵子,北村敦史,関口渉次,笠原敬司,2009.千葉県山武市蓮沼高感度地震観測井の孔井地質と地質年代.防災科学技術研究所研究報告,73,19-39.
• 伊藤久敏,海江田秀志,楠建一郎,茂木透,田中良和,藤i光康宏,結城洋一,2007a.ヘリコプターを用いた総合的な空中物理探査システムの開発(その1)—空中電磁,空中磁気,空中放射能,空中熱赤外映像の各探査手法の高度化—.電力中央研究所研究報告:NO6011,21P.

タイトルに関連する用語 (6件)： 地表 ,  ソース ,  空中電磁探査法 ,  沿岸域 ,  適用性 ,  評価