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J-GLOBAL ID:201302233900386230   整理番号:13A0149179

タラカントガム(Astragalus種)による乳濁液の安定化はガムのガラクツロン酸含有量およびメトキシル化度と相関する

Stabilization of emulsions by gum tragacanth (Astragalus spp.) correlates to the galacturonic acid content and methoxylation degree of the gum
著者 (7件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 5-14  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: E0877B  ISSN: 0268-005X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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タラカントガムの化学構造と乳濁液安定化特性との相関を,すべて検討するために,イランのAstragalusブシュ植物(「ヤギの角」)6種から得たタラカントサンプルに関して,ガムの乳濁液安定化特性と詳細な化学構造を評価した。6種のトラガカントガムサンプルは,Astragalus parrowianus,Astragalus fluccosus,Astragalus rahensis,Astragalus gossypinus,Astragalus microcephalus,およびAstragalus compactus種からの浸出液である。6種のガムサンプルは,水溶性(タラカントイン)と水膨潤性(バソリン)フラクション,単糖類の構造,メトキシル化および酸化度のレベルと比率が異なる。A.parrowianusおよびA.fluccosus由来ガムのbassorinに対するタラカントインの比率は,それぞれ~66対34および~75対25と比較的高く,他のガムにおけるこの比率は,50対50程度(A.rahensis,A.microcephalus,A.compactus),あるいはタラカントインよりもバソリンが高い比率に傾いている(A.gossypinus)。6種のガムは単糖類構造も異なっているが,すべてのガムは比較的高水準のガラクツロン酸(~100-330 mg/g),アラビノース(50-360mg/g),キシロース(~150-270mg/g)およびガラクトース(~40-140mg/g)を含有しており,また,フコース,ラムノースおよびグルコースも含有している。乳濁液の底にあるホエー蛋白質分離物の安定化剤としてのガムの能力は変化する。最も高い乳濁液安定化効果を示したのは,20日後の最小クリーミング指数比率の測定によると,A.fluccosusガムであった。乳濁液安定化効果は,メトキシル化度およびガムのガラクツロン酸含有量と直線的に正相関したが,アセチルまたはフコースの含有量とは相関しなかった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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食品の品質  ,  植物の生化学  ,  澱粉以外の多糖類 
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