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J-GLOBAL ID：201302234308197161   整理番号：13A0985502

魚肉からの ATP 関連化合物抽出法の簡便化

Development of simplified method for extracting ATP-related compounds from fish meat

著者 (6件)： 胡亜芹 (浙江大学食品栄養) ,  ZHANG Jiaqi (浙江大学食品栄養) ,  ZHANG Jiaqi (北海道大学大学院水産科学研究院) ,  蛯谷幸司 (北海道大学大学院水産科学研究院) ,  蛯谷幸司 ((地独)北海道立総合研究機構中央水産研究所) ,  今野久仁彦 (北海道大学大学院水産科学研究院)
資料名： 日本水産学会誌
巻： 79  号： 2  ページ： 219-225 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： F0898A  ISSN： 0021-5392  CODEN： NSUGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： K 値による魚肉の鮮度評価のため,魚肉からの ATP 関連化合物(Nuc)の抽出法を改良し,簡便化した。10 倍量の 5% 過塩素酸(PCA)による一回抽出で,ほぼ定量的に Nuc を抽出できた。変性魚肉が入ったままの Nuc 抽出液を,前もって決定しておいた一定量の 1 M KOH を加えることで pH 2~3.5 に調整した。静置上澄みをポアサイズ 0.45 μm の膜を通すことで Nuc 分析試料とした。さらに 20 mM リン酸緩衝液を加えることで中和し,保存性を向上させた。(著者抄録)

シソーラス用語： *魚肉 ,  *ヌクレオチド ,  *新鮮度 ,  試料調製 ,  *食品分析 ,  水産食品 ,  抽出 ,  アデニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  食品特性 ,  K値【鮮度】
準シソーラス用語： *鮮度 ,  抽出法

分類 (3件)： 魚類  (FH02020K) ,  動物性水産食品  (FJ13020C) ,  食品の分析  (FJ01030U)

物質索引 (1件)： ATP【ヌクレオチド】

引用文献 (23件)：

• 1) Saito T, Arai K, Matsuyoshi M. A new method for estimating the freshness of fish. Nippon Suisan Gakkaishi 1959; 24: 749-750.
• 2) Arai K, Saito T, Changes in adenine nucleotides in the muscles of some marine invertebrate. Nature 1961; 192: 451-457.
• 3) Saito T, Arai K, Tanaka T. Studies on the organic phosphates in muscle of aquatic animals VI. Effect of storing temperature upon the content of muscular nucleotides of squid. Bull. Fac. Fish. Hokkaido Univ. 1958; 9: 121-126.
• 4) 内山 均,鈴木たね子,江平重男,野口栄三郎.ヒラメ・カツオの氷蔵中における鮮度低下に関する生化学的研究.日水誌 1966; 32: 280-285.
• 5) 内山 均,江平重男.核酸関連化合物からみた魚類鮮度化学研究の現状.日水誌 1970; 36: 977-992.

タイトルに関連する用語 (5件)： 魚肉 ,  ATP ,  関連化合物 ,  抽出法 ,  簡便化