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J-GLOBAL ID：201302235392728688   整理番号：13A0980829

ものづくり教育のための段ボール3D受動歩行機 -設計法,歩行実験および授業の実践-

3-D Passive Dynamic Walker Made of Cardboard for Robot Education -Design Strategy, Experiment and Manual Training-

著者 (6件)： 衣笠哲也 (岡山理科大学工学部機械システム工学科) ,  土師貴史 (松江工業高等専門学校機械工学科) ,  入部正継 (大阪電気通信大学工学部電子機械工学科) ,  小林智之 (岡山理科大学工学部機械システム工学科) ,  藤本真作 (岡山理科大学工学部知能機械工学科) ,  吉田浩治 (岡山理科大学工学部機械システム工学科)
資料名： 日本ロボット学会誌  (ロボ學)
巻： 31  号： 2  ページ： 154-160 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： Y0482A  ISSN： 0289-1824  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,日本の小学生から大学生に至るまで理科離れに対する取り組みが進められているが,ロボット工学分野においても様々な試みがなされている。ロボット関連の教材としては2足歩行ロボットは非常に興味を引く材料であるが,高価で高度な動作技術が必要である。本稿では,従来からの2足歩行玩具をもとに,段ボール板で3次元受動歩行機を作製する方法を提案し,ものづくり教育教材として利用するために,設計指針を与え,基本的な検証を行った。まず2足3次元受動歩行機RW-P00の概要を説明し,簡単な力学に基づく数学モデルを導出した。そして提案した設計法に基づいて受動歩行機RW-P01の製作法を示し,岡山理科大工学部での講義内容や小学生の工作教室での取り組みを紹介した。さらにP01の問題点を解消しプラスチック段ボールに材料を変更した歩行機RW-P02の作製と基本特性評価を行い,有効性を確認した。

シソーラス用語： 歩行 ,  教育 ,  開発 ,  *教材 ,  指針 ,  大学生 ,  *歩行機械 ,  人間行動 ,  受動歩行
準シソーラス用語： *ものづくり教育 ,  教材開発 ,  設計指針 ,  理科離れ

分類 (3件)： ロボットの運動・制御  (IC04012J) ,  ロボットの設計・製造・構造要素  (IC04013A) ,  科学技術教育  (AA04000C)

引用文献 (27件)：

• 環境省. 環境白書. 1996, 平成8年版, 第1章2節1
• 吉川弘之. テクノロジーと教育のゆくえ. 2001
• 日本学術会議自動制御研究連絡委員会. 自動制御研究連絡委員会報告-メカトロニクス教育と研究への提言-. 1997, 412-454
• 人工物設計・生産研究連絡委員会メカトロニクス専門委員会. 人工物設計・生産研究連絡委員会 メカトロニクス専門委員会報告-メカトロニクス教育・研究に関する提言-. 2000, 95-117
• 三平. 制御教育雑感-理論, 実学, ハンズ・オン. 計測と制御. 2007, 46, 9, 681-682

タイトルに関連する用語 (7件)： ものづくり教育 ,  段ボール ,  3D ,  受動歩行 ,  設計法 ,  歩行実験 ,  授業