抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ロボット開発においては早期に現場からフィードバックを受けて修正をするために,ソフトウェアを含めたラピッドプロトタイピングが重要である。本稿では,マイクロソフト社のKinectのセンシング機能を用いて,既存製品を制御対象としたロボットシステムのラピッドプロトタイピング事例を紹介した。Kinectにより人間のモーション情報を検出しそれに基づいてロボットの位置や動きを制御するためのソフトウェア構成や流れを示した。そして適用事例として,iRobot社の掃除ロボットRoombaへの指さし制御や,子供向けとしてAldebaran Robotics社の2足歩行ロボットNAOによる風船割りゲームなどを紹介し,フリーソフトウェアツールを組み合せることによって短期間で開発が可能であることを示した。