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J-GLOBAL ID：201302236929892320   整理番号：13A1576063

食料生産の安定・向上に向けて何をなすべきか-5 国際化に対応した低コスト大規模稲作経営実現のための圃場整備

著者 (1件)： 石井敦 (筑波大 生命環境系)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 81  号： 10  ページ： 797-800  発行年： 2013年10月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在,国内で生産されている食糧にはコメ,麦,大豆などがあるが,このうち,少なくとも国民の「主食」で,安全保障の上からも国内生産が重要であるコメについては,日本でも平野部であれば国際水準の低コスト大規模稲作農業を実現でき,それにより安定的持続的な生産が可能である。そのためには,利用集積による大規模稲作経営体への水田の集約化,集約された水田の集団化,さらに集団化された水田の巨大区画化を一気に行う新たな圃場整備事業を創設する必要がある。以上を,日本・米国・豪州の大規模稲作経営体と巨大区画水田の事例を参照して論じた。(著者抄録)

シソーラス用語： 国際化 ,  原価 ,  *農業経営 ,  *栽培 ,  *圃場整備 ,  区域 ,  水田 ,  集約栽培 ,  地域制 ,  調整
準シソーラス用語： ゾーニング ,  *稲作 ,  巨大区画 ,  耕作地調整 ,  *大規模経営 ,  低コスト ,  農業集約化 ,  複合経営【農業】

分類 (2件)： 農業土木  (FB02000W) ,  稲作  (FC03020C)

引用文献 (10件)：

• 1) 杉浦未希子,石井敦:今こそ,経営と水田区画の規模拡大を,水土の知81(1),pp.11〜14(2013)
• 2) 石井敦:巨大畦区水田整備によるコメの生産コスト削減,水土の知78(11),pp.19〜22(2010)
• 3) 農林水産省:新しい食料・農業・農村政策の方向(1992)
• 4) 食と農林漁業の再生推進本部:我が国の食と農林漁業の再生のための基本方針・行動計画,pp.3〜4(2011)
• 5) 石井敦:5ha巨大区画によるオーストラリア水田農業の実態分析,水土の知80(3),pp.29〜32(2012)

タイトルに関連する用語 (5件)： 食料 ,  大規模 ,  稲作 ,  経営 ,  圃場整備