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J-GLOBAL ID：201302238665347630   整理番号：13A0703963

国産ツバキ油を利用した雑貨石けんの試作

Trial Production of Soap Made of Camellia Oil

著者 (5件)： 岩田在博 (山口県産技セ) ,  栗山清博 (ピアサポートセンター香生の里) ,  小川友樹 (山口県産技セ) ,  有村一雄 (山口県産技セ) ,  柴田千恵子 (ピアサポートセンター香生の里)
資料名： 山口県産業技術センター研究報告  (Report of Yamaguchi Prefectural Industrial Technology Institute)
号： 24  ページ： 38-39  発行年： 2012年11月30日 
JST資料番号： Z0135B  ISSN： 1345-210X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ツバキ油は,古くから食用,化粧品,薬用,塗料,刀剣等の塗布剤として利用されている。椿は萩市などを中心に栽培されており,その実から搾油されるツバキ油は山口県を代表する特産品の1つである。ツバキ油は主にオレイン酸を多く含む脂肪酸のトリグリセリドによって構成されていた。本検討では,ツバキ油をけん化して,国産椿油のみを原料として,コールドプロセス製法により高品質な石けんの製造法を確立した。けん化条件の確立し,石けんの成型手法の支援により山口県を始めとする国産の椿から搾油された椿油のみを原料油脂に利用し,合成界面活性剤,合成香料,防腐剤,合成着色料等一切不使用の高品質な石けんを製造する技術を確立しました。コールドプロセス製法によりほぼ白色の石けんを製造することができた。原料のツバキ油に対応した色調の石けんが得られ,黄色の脱色には活性白土が効果的である,ことが分った。

シソーラス用語： 生産 ,  製造 ,  *植物油脂 ,  *利用 ,  *石鹸 ,  *試作 ,  山口県 ,  製品 ,  *不飽和脂肪酸 ,  *トリグリセリド ,  加水分解 ,  加工 ,  圧搾 ,  品質 ,  脱色 ,  粘土 ,  オレフィン化合物
準シソーラス用語： *ツバキ油 ,  活性白土 ,  鹸化 ,  高品質 ,  国産化 ,  搾油 ,  低温加工 ,  特産品

分類 (3件)： 石鹸  (YG02020A) ,  食用油脂,マーガリン  (FJ09010C) ,  薬用植物  (FC03075M)

物質索引 (1件)： オレイン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： 国産 ,  ツバキ油 ,  雑貨 ,  石けん ,  試作