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J-GLOBAL ID：201302242431933479   整理番号：13A0058612

閉鎖性帯水層の昼夜間蓄熱利用 第1報-帯水層蓄熱モデルの実験検証

Study on Daily Thermal Storage System using High Closure Aquifer (Part. 1)-Experiment and Verification with ATES Model-

著者 (7件)： 中曽康壽 (関西電力) ,  伊藤貴之 (中外炉工業) ,  佐々木健太 (大阪市大 大学院工学研究科) ,  藤井良平 (関西電力) ,  中尾正喜 (大阪市大 大学院工学研究科) ,  西岡真稔 (大阪市大 大学院工学研究科) ,  鍋島美奈子 (大阪市大 大学院工学研究科)
資料名： 空気調和・衛生工学会論文集  (Transactions of the Society of Heating, Air-Conditioning and Sanitary Engineers of Japan)
号： 190  ページ： 11-20  発行年： 2013年01月05日 
JST資料番号： G0149B  ISSN： 0385-275X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 季節間帯水層蓄熱システムは低価格・大容量の蓄熱手段として,近年欧州で広がりを見せるが,昼夜間の利用例は皆無である。われわれは本システムの定量的な設計手法の確立を目指し,帯水層中の熱の移流拡散に分布定数モデルを適用し,パラメーター同定による揚水温度の再現を試みた。新設の井戸2ケ所と既往研究の注水-揚水実験結果を検証したところ,土壌の熱容量や熱伝導率などを既往文献から一義的に与え,平均地下水流速と分散長を適切に設定することで,何れも揚水の温度応答を良好に説明できた。この結果,計画地の井戸で注水-揚水試験を行い,2つのパラメーターを同定すれば,システム設計に必要な諸情報が得られることが判った。(著者抄録)

シソーラス用語： 帯水層 ,  シミュレータプログラム ,  負荷調整 ,  地中蓄熱 ,  *蓄熱 ,  システム同定 ,  計算機シミュレーション ,  蓄熱槽 ,  検証 ,  システム設計 ,  熱回収 ,  熱応答
準シソーラス用語： シミュレーションツール ,  パラメータ同定 ,  モデル検証 ,  *帯水層蓄熱 ,  *蓄熱システム ,  電力負荷 ,  負荷平準化

分類 (4件)： エネルギー貯蔵  (LC02000F) ,  空気調和装置一般  (PC02010U) ,  システム設計・解析  (IA02030D) ,  地熱エネルギー  (LB03040B)

引用文献 (34件)：

• SANNER, Burkhard. Thermal energy storage in aquifers three decades of experience gained, and what are future prospects?. Deep Saline Aquifers for Geological Storage of CO_2 and Energy. 2009
• 守田優. 地下水は語る. 2012
• JENNE, E. A. editor. AQRUIFER THERMAL ENERGY (HEAT & CHILL) STORAGE. Intersociety Energy Conversion Engineering Conference, August 3-4, 1992. 1992
• 内田洋平. クローズド方式およびオープン方式の地下熱利用技術. 地下水学会誌. 2011, 53, 2, 207-218
• 梅宮弘道. 帯水層を用いた季節的蓄熱利用. 日本機械学会論文集. 1980, 322-330

タイトルに関連する用語 (7件)： 閉鎖 ,  帯水層 ,  夜間 ,  蓄熱 ,  帯水層蓄熱 ,  モデル ,  実験検証