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J-GLOBAL ID：201302243200785341   整理番号：13A1064794

形状の異なるスコップを使用した6週間の雪かき作業は体力テスト結果に影響を及ぼすのか?

著者 (7件)： 瀧澤一騎 (北大 高等教育推進機構) ,  田中孝之 (北大 大学院情報科学研究科) ,  吉成哲 (北海道総合研究機構 工試) ,  奈良博之 (北大 大学院情報科学研究科) ,  柴田啓介 (北大 大学院教育学院) ,  山中正紀 (北大 大学院保健科学研究院) ,  鈴木善人 (スマートサポート)
資料名： 日本生理人類学会誌  (Japanese Journal of Physiological Anthropology)
巻： 18  号： 2  ページ： 87-92  発行年： 2013年05月25日 
JST資料番号： L2826A  ISSN： 1342-3215  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では形状の異なるスコップを使用した6週間の雪かき作業後の体力適応を調べた。対象は33名とし,2群に分けた:通常の雪かきスコップ群,作業負荷を軽減したスコップ(UDスコップ)群。握力,垂直跳び,10m障害物歩行,椅子立ち上がりテスト,乳酸閾値,体重を6週間の雪かき前後に測定した。全測定項目において2群間に有意差は見られなかった。椅子立ち上がりテストと10m障害物歩行において主効果が認められた。これらの値は雪かき期間の前よりも後の方が高かった。しかし,残りの項目は主効果において有意差はなかった。本結果より,6週間の雪かき作業は上半身の筋力と有酸素能力に効果はなかったが,下肢と体幹の筋力,敏捷性,協調性には効果があることが示唆された。これらの効果は通常のスコップにおいてもUDスコップにおいても差異はなかった。

シソーラス用語： *地域 ,  *ヒューマンパフォーマンス ,  *運動 ,  設計 ,  試験 ,  閾値 ,  体重 ,  運動能力 ,  筋力 ,  ユニバーサルデザイン ,  *身体活動 ,  体力テスト ,  乳酸閾値 ,  敏捷性 ,  有酸素能力 ,  酸素摂取量 ,  消費
準シソーラス用語： 酸素消費 ,  軽労化 ,  *積雪地 ,  雪かき

分類 (1件)： ドキュメンテーション  (SA01030G)

タイトルに関連する用語 (2件)： 雪かき ,  体力テスト