文献

J-GLOBAL ID：201302243524202195   整理番号：13A0539584

紫外線重合可能な液晶位相差膜を持つ反射型液晶偏光回転子

Reflective Liquid Crystal Polarization Rotator with Ultraviolet-Polymerizable Liquid Crystal Retardation Film

著者 (3件)： HONMA Michinori (Akita Prefectural Univ., Akita, JPN) ,  OKITSU Kazuma (Akita Prefectural Univ., Akita, JPN) ,  NOSE Toshiaki (Akita Prefectural Univ., Akita, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 52  号： 2  ページ： 022501.1-022501.5  発行年： 2013年02月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 液晶セル内の紫外線重合可能な液晶位相差膜持つ反射型液晶偏光回転子を実証した。液晶偏光回転子は二枚の複屈折層からなり,一方は紫外線重合可能液晶膜で四分の一波長板として動作し,他方はネマチック液晶層で電気的に調整可能な位相差膜として動作する。直線偏光入射光の偏光方向は電気的に調整可能な液晶層の位相差に依存して2πの十分な角度範囲で回転することが分かった。また,入射光の任意の偏光方向に対して良好な偏光回転特性が得られる。設計値との位相差誤差が偏光回転特性に及ぼす影響を詳しく調べた。偏光回転関数は紫外線重合可能液晶膜の位相差誤差が増すと悪化する一方,出力光の楕円度は四分の一波長板の位相差誤差の増大と共に敏感に上昇することが分かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 光重合 ,  *高分子薄膜 ,  光変調 ,  液晶ディスプレイ ,  複屈折 ,  位相板 ,  *光変調素子 ,  *液晶
準シソーラス用語： *位相差膜 ,  *液晶偏光回転子 ,  四分の一波長板 ,  紫外線重合 ,  偏光回転

分類 (1件)： 光変調器  (BD06020W)

引用文献 (20件)：

• 1) R. Ulrich: Appl. Phys. Lett. 35 (1979) 840.
• 2) M. Martinelli, P. Milan Martelli, and S. M. Pietralunga: J. Lightwave Technol. 24 (2006) 4172.
• 3) M. F. Schiekel and K. Fahrenschon: Appl. Phys. Lett. 19 (1971) 391.
• 4) G. Assouline, M. Hareng, and E. Leiba: Electron. Lett. 7 (1971) 699.
• 5) B. Acharya, L. Möller, K. W. Baldwin, R. A. MacHarrie, R. A. Stepnoski, C. C. Huang, R. Pindak, and J. A. Rogers: Appl. Opt. 42 (2003) 5407.

タイトルに関連する用語 (5件)： 紫外線 ,  重合 ,  液晶 ,  位相差膜 ,  偏光回転子