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J-GLOBAL ID：201302245186535968   整理番号：13A1051708

局地的都市気象予測のための多孔質都市気象乱流モデルの導出

An Application of Turbulence Model in Porous Media for Prediction of Wind Flows through an Urban Area

著者 (2件)： 桑原不二朗 (静岡大 大学院工学研究科) ,  板津典彦 (静岡大 大学院工学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集 B編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series B (Web))
巻： 79  号： 801  ページ： 1051-1061 (WEB ONLY)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0183A  ISSN： 1884-8346  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地表面構造物群に対し多孔質体近似を用いて表現する多孔質体都市気象乱流モデルを提案した。微視的支配方程式群に空間平均処理を施し,付加生成項を含む二エネルギー乱流モデルを導出した。新たな生成項は,多孔質体の基本的性質をあらわす透過率,慣性係数により見積もることができる。風洞実験及び微視的数値計算結果との詳細な検討を行い,本巨視的モデルが都市内外の流動場および乱れ場を正しく予想することを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *都市気象 ,  気象 ,  天気予報 ,  *乱流モデル ,  *多孔質体 ,  透過率 ,  慣性 ,  風洞試験 ,  局地気象 ,  *モデル

分類 (1件)： 天気予報  (DC05020O)

引用文献 (24件)：

• (1) Sturman, A. P., and Zawar-Reza, P., “Application of back-trajectory techniques to the delimitation of urban clean air zones”, Atmospheric Environment, Vol. 36, (2002), pp. 3339-3350.
• (2) Saitoh, T., and Yamada, N., “Experimental and numerical investigation of thermal plume in urban surface layer”, Experimental Thermal and Fluid Science, Vol. 28, (2004), pp. 585-595.
• (3) 榊原保志, “都市表面からの顕熱供給と都市大気の混合が夜間ヒートアイランド形成に与える影響の比較”, 天気, Vol.48, No.5 (2001), pp. 305-311.
• (4) 照井奈都,鳴海大典,下田吉之,水野稔,“過去の再現に基づくヒートアイランド現象の成因解析”,日本建築学会環境系論文集,Vol. 74, No. 644 (2009), pp. 1163-1172.
• (5) Kusaka, H., and Hayami, H., “Numerical simulation of local weather for a high photochemical oxidant event using the WRF Model”, JSME International Journal Series B, Vol. 49, No. 1(2006), pp. 72-77.

タイトルに関連する用語 (6件)： 都市 ,  気象予測 ,  多孔質 ,  都市気象 ,  乱流モデル ,  導出