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J-GLOBAL ID:201302245733773380   整理番号:13A0013686

容積効率にこだわった高圧セルによる10 GPa級NMR測定

10 GPa-Class High-Pressure NMR Technique Realized by the New Cell with Improved Space Efficiency
著者 (8件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 198-205 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: L1386A  ISSN: 0917-639X  CODEN: KKGIE2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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これまで高圧力発生技術は,如何に高い圧力を発生させるか,もしくは大型化してでも圧力発生体積を稼ぐかに力点がおかれていた。一方,固体物性では,超伝導マグネットのボア径内で収まる高圧発生部が必要である。本稿では,10Gpa級対向アンビルセルで,小型(φ29×41mm3)で試料体積(約7mm3),非磁性かつ2軸回転可能で良好な静水圧性を持ち,多配線導入の圧力封じ可能な高圧セルについて述べている。非磁性のためNiCrAlをセル材料として用いた。小型のクランプセルを開発しφ29×41mm3で21トンまでの繰り返し使用ができた。圧力の均一性,静水圧性を実現するためアルゴンを圧力媒体として封入することに成功し,粉末CuOの4重極共鳴からその良好な特性が確認された。開発されたセルを用いてSrFe2As2の高圧下超伝導相のNMR実験を行った結果,5.4Gpaにおいてバルク超伝導性は核磁気緩和速度としての減少として観測されただけでなく常磁性超伝導状態の成長と同時に反磁性ドメインがスペクトル上で観測された。高圧下での微視的研究により磁性と超伝導に関する新しい量子状態を見つけることができた。
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分類 (2件):
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その他の超伝導体の物性  ,  その他の無機化合物のNMR 
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