抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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モデル相互比較実験とは観測データとの比較やモデル間比較を通じて各種モデエルの総体或いはモデルを構成する物理過程などのパーツ特性の性能把握(信頼性評価)及びその改良の指針を求めるものである。気候モデルと観測との比較によるモデル系統誤差の診断,気候モデルの改良,モデル・コミュニティ間の協力推進を目的として1991年に行れた第1期AMIP(大気モデル相互比較計画)には30の大気大循環モデルが参加した。大気海洋結合モデルに対しては1995年にCMIP(結合モデル相互比較計画)が始まった。IPCCは2013年秋に第1作業部会第5次評価報告書を発表するが,気候変化予測の主たる情報源は第5期CMIP(CMIP5)である。本稿では,2012年末で,32の機関が64のモデルで108に実験を行なったCMIP5について詳細に解説した。