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J-GLOBAL ID：201302247201910706   整理番号：13A0403797

米粉利用を加速化する基盤技術の開発 第2章 米粉の品質評価指標の策定および品質評価技術の開発 3 米粉の粉体特性の解明

著者 (1件)： 岡留博司 (農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 485  ページ： 349-352  発行年： 2013年01月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 実用規模の粉砕機を用いて各種米粉の粉体特性を調べた結果,粉体特性は品種よりも粉砕方法によって異なった。すなわち,乾式及び湿式気流粉砕米粉は平均粒径やカサ密度が小さく,安息角が大きかった。逆にロールミル米粉やピンミル米粉では平均粒径やカサ密度が大きく,安息角が小さかった。また気流粉砕米粉は他の粉砕方法で得られる米粉よりも分散度の変動が大きくなる傾向を示した。レーザー回折散乱法粒度分布測定装置を用いた乾式及び湿式測定法の測定値には高い正の相関が認められたが,米粉の平均粒径が増大すると乾式測定法では湿式測定法よりも測定値が大きくなる傾向が見られた。また乾式レーザー回折散乱法と篩い分け法による測定値にも正の相関が認められたが,10%粒径は50%粒径及び90%粒径よりも相関係数が低かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *米粉 ,  粉砕 ,  粉砕機 ,  安息角 ,  ロールミル ,  粒径

分類 (1件)： 粉製品  (FJ04030P)

引用文献 (3件)：

• 1) 岡留博司ら(2010).米粉添加パンのテクスチャーの経時変化と米粉の粉体特性について,日本食品保蔵科学会第59回大会,P.48.
• 2) 岡留博司ら(2010).大型製粉機による各種米粉の粉体特性の解明,日本食品工学会第11回年次大会,P.126.
• 3) 岡留博司ら(2010).品質特性が異なる米品種の粉砕特性,日本作物学会紀事第230回講演会要旨・資料集,P.264-264(2010.9).

タイトルに関連する用語 (7件)： 米粉 ,  加速 ,  基盤 ,  開発 ,  評価指標 ,  品質評価 ,  粉体