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J-GLOBAL ID：201302247995180960   整理番号：13A1735335

主要処理に着目したメソッド単位のコードクローン検出

著者 (7件)： 長瀬義大 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  石原知也 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  YANG Jiachen (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  堀田圭佑 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  肥後芳樹 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  井垣宏 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  楠本真二 (大阪大 大学院情報科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 D  (IEICE Transactions on Information and Systems (Japanese Edition))
巻： J96-D  号： 11  ページ： 2669-2680  発行年： 2013年11月01日 
JST資料番号： S0757C  ISSN： 1880-4535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ソフトウェア開発において,多くのソフトウェアで頻繁に利用される機能をまとめたライブラリの利用は,ソフトウェアの信頼性や開発効率の向上に有用である。そのようなライブラリに含めるべき機能を特定するためには,大規模なプロジェクト群に存在するコードクローンを検出することが有益であると考えられる。そのため,このようなコードクローンを高速に検出することを目的としたメソッド単位の検出手法が提案されている。しかし既存手法では,プログラムの主要処理が同じメソッドであっても副次処理が異なるためにコードクローンとして検出されない場合がある。そこで,副次処理に関するコードを除去した上でメソッド単位のコードクローン検出を行う手法を提案する。この手法により,メソッドの主要処理が同じであれば,たとえその中に存在している副次処理が異なっていても一つのライブラリ化候補として検出することが可能になる。(著者抄録)

シソーラス用語： *ソフトウェア開発 ,  *ライブラリ【計算機】 ,  集合 ,  データ蓄積 ,  計算機コード ,  検出 ,  処理 ,  ソフトウェアプロセス ,  *クローン
準シソーラス用語： 大規模データセット ,  コードクローン ,  *クローン検出 ,  メソッド【計算機】

分類 (1件)： 計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (12件)：

• 肥後芳樹,リビエリシモネ,松下 誠,井上克郎,"大規模ソースコードを対象としたコードクローンの検出と可視化,"情処学論,vol.48,no.11,pp.3510-3519,Nov.2007.
• J. Ossher, H. Sajnani, and C. Lopes, "File cloning in open source java projects: The good, the bad, and the ugly," Proc. 27th International Conference on Software Maintenance, pp.283-292, Sept. 2011.
• 佐々木裕介,山本哲男,早瀬康裕,井上克郎,"大規模ソフトウェアシステムを対象としたファイルクローンの検出,"信学論(D),vol.J94-D,no.8,pp.1423-1433,Aug.2011.
• J.R. Cordy and C.K. Roy, "Debcheck: Efficient checking for open source code clones in software systems," Proc. 19th International Conference on Program Comprehension, pp.217-218, June 2011.
• Y. Higo, K. Tanaka, and S. Kusumoto, "Toward identifying inter-project clone sets for building useful libraries," Proc. 4th International Workshop on Software Clones, pp.87-88, May 2010.

タイトルに関連する用語 (3件)： 着目 ,  メソッド ,  クローン検出