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J-GLOBAL ID:201302252129988979   整理番号:13A1590789

コーヒー摂取による生物活性成分の生体内生成と薬物動態

Bioappearance and pharmacokinetics of bioactives upon coffee consumption
著者 (12件):
資料名:
巻: 405  号: 26  ページ: 8487-8503  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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生涯を通じてのコーヒーの中程度の量の習慣的な摂取が2型糖尿病(DM2)とアルツハイマー病(AD)の発症のリスクを低減するという仮説が立てられている。推定上の生物活性コーヒー由来代謝物の同定のために,コーヒー愛用者と非愛用者からの蓄尿をUPLC-HDMSによって検査した。統計的データ解析の後,トリゴネリン,ジメチルキサンチン,モノメチルキサンチン,及びフェルラ酸抱合体がコーヒー摂取後に見出された主な代謝物として同定された。体液中のこれらのマーカーの定量分析のために,安定同位体希釈とUPLC-MS/MSに基づく標的法を開発し,10日の摂取中止期間の後にカフェイン添加コーヒーをカップ一杯摂取する介入研究(被験者数:13)からの血漿試料に適用した。クロロゲン酸由来代謝物が見出され,種々の薬物動力学特性を示す2つのグループに分けられることが見出された。第1のグループは,例えばフェルラ酸とフェルロイル硫酸からなり,血漿中での早期の出現を示した(~1h)。第2のグループは,腸管微生物叢によって生じるクロロゲン酸代謝物を特に含み,血漿中に遅く出源して持続する(>6h)。トリゴネリンは早期に出現するが,持続して半減期は~5hであった。カフェイン代謝物の血漿中の濃度は,コーヒー摂取後の2~4hで顕著に徐々に増加し,本研究の時間枠内でcmaxに達しなかった。薬物動態プロフィルは,トリゴネリン,カフェイン,その代謝物,及び腸管微生物叢によってクロロゲン酸から遅く出現するジヒドロフェルラ酸,フェルロイルグリシン,及びジヒドロフェルラ酸硫酸が,長い半減期のために,1日数杯のコーヒーの習慣的な摂取の過程で血漿中に蓄積することを示唆する。これらの代謝物のいくつかは,in vivo抗酸化効果,抗酸化応答要素活性化ポテンシャル,及び神経保護特性を示すことが報告されているので,これらの重要な代謝物のいくつかは,コーヒーの習慣的摂取に報告された炎症とDM2/ADリスクの低減効果に関与する可能性がある。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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有機化合物の各種分析  ,  アルカロイドし好飲料  ,  生物薬剤学(基礎) 
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