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J-GLOBAL ID：201302252642643545   整理番号：12A1812112

内包ナノチューブ研究の現状と進展

Carbon Nanotubes Encapsulating Atoms and Molecules

著者 (3件)： 北浦良 (名古屋大学大学院理学研究科) ,  宮田耕充 (名古屋大学大学院理学研究科) ,  篠原久典 (名古屋大学大学院理学研究科)
資料名： 表面科学  (JSSSJ)
巻： 33  号： 10  ページ： 563-568 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： F0940B  ISSN： 0388-5321  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーボンナノチューブは,直径が0.4~5nmの範囲にある1次元の管状構造を有している。最近,新しいハイブリッド一次元材料を作成するために,かなりの研究努力がカーボンナノチューブの内部空間に様々な原子や分子をカプセル化すべく専念されてきた。本稿では,原子や分子を内包したカーボンナノチューブに関する最近の研究をレビューし,其処では,下記のトピックス,カーボンナノチューブ中での金属原子ワイヤの形成,原子ワイヤーの構造と動力学,カーボンナノチューブ中での融合反応に基づくカーボンナノチューブのカイラリティ制御,そしてカーボンナノチューブからの物質の抽出,を詳細に考察した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *カーボンナノチューブ ,  *ナノワイヤ ,  単層カーボンナノチューブ ,  *マイクロカプセル ,  *マイクロリアクタ ,  内部構造 ,  *カプセル封じ ,  *包接化合物 ,  金属線 ,  細線 ,  動力学 ,  融合 ,  性質 ,  品質管理 ,  抽出 ,  鋳型反応
準シソーラス用語： *カーボンナノワイヤ ,  カーボンピーポッド ,  カプセル化【物質】 ,  キラリティ ,  *ナノリアクタ ,  金属細線 ,  原子ワイヤ ,  性質制御 ,  *分子カプセル

分類 (4件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  固体デバイス製造技術一般  (NC03030V) ,  非金属の錯体  (CE01020R)

引用文献 (21件)：

• MORALES, A. M. Science. 1998, 279, 208
• KONDO, Y. Science. 2000, 289, 606
• KITAURA, R. Chemistry-an Asian Journal. 2006, 1, 646
• KITAURA, R. Nano Lett. 2008, 8, 693
• PARQ, J. H. J. Chem. Phys. 2010, 132, 054701

タイトルに関連する用語 (5件)： 内包 ,  ナノチューブ ,  研究 ,  現状 ,  進展