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J-GLOBAL ID:201302252723704743   整理番号:13A0642810

TPP[Fe(Pc)L2]2(L=Br,Cl)の磁気トルク実験:d電子の反強磁性短距離秩序化,π電子の反強磁性秩序化,及び異方性エネルギー

Magnetic Torque Experiments on TPP[Fe(Pc)L2]2 (L=Br and Cl): Antiferromagnetic Short-Range Ordering of d Electrons, Antiferromagnetic Ordering of π Electrons, and Anisotropy Energy
著者 (8件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 034719.1-034719.14  発行年: 2013年03月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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TPP[Fe(Pc)Br2]2とTPP[Fe(Pc)Cl2]2の磁気トルクを測定して,著者らの結果をTPP[Fe(Pc)CN2]2で行われた実験と比較して,それらの磁気状態を明らかにした。この化合物群の伝導体は巨大な負性磁気抵抗を見せる。著者らが新しく開発したキャリブレーション法と共にカンチレバー磁気測定法を用いて,トルクの絶対値(J/rad Feモル)を求め,実験結果と計算結果との比較を行うことができた。温度が降下すると,π電子の反強磁性秩序化が~13Kで起こり,次にこれら2つの塩で~8Kにおいてd電子の反強磁性短距離秩序化が続くことを見いだした。著者らの異方性1次元Heisenbergモデルにより,1)磁化率データを定量的に,2)磁場をac面で回転したとき得られたトルク曲線を定量的に,そして3)ab面で磁場を回転して得たトルク曲線におけるd電子の挙動を定性的に説明できた。著者らのモデルをπ電子に対する反強磁性モデルと組合せて,TPP[Fe(Pc)Br2]2とTPP[Fe(Pc)Cl2]2に関する実験トルクデータをうまく記述できた。また,反強磁性状態における異方性エネルギーを求めることにも成功した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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有機化合物の磁性  ,  有機化合物の電気伝導 
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