文献
J-GLOBAL ID:201302253546996603   整理番号:13A1682839

青果物の品質保持と微生物制御に対するストリーマ放電を受けた貯蔵環境ガスの影響

Influences of Streamer Discharge Atmosphere on the Keeping Quality and Microorganisms Control of Vegetables and Fruits
著者 (5件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 283-288  発行年: 2013年09月30日 
JST資料番号: Z0775A  ISSN: 1344-1213  CODEN: NSHKCW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,野菜(14品目)と果実(6品目)の品質保持と微生物制御に対するストリーマ放電を受けた貯蔵環境ガスの影響を調べた。通常の空気が循環する対照区,ストリーマ放電を受けた空気が循環するストリーマ区,オゾン(0.1ppm)を含む空気が循環するオゾン区を設定し,3区とも貯蔵温度を20°Cとした。パセリ,ミョウガ,ホウレンソウ,ナス,ミニトマト,キュウリ,レモン,オレンジ,スダチ,サクランボでは,3日間の貯蔵中にほとんど外観変化が認められなかった。ネギ,レタス,サヤエンドウは2日目に萎凋が認められ,モヤシは2日目に腐敗した。14品目ともに3区間の差異はみられなかった。シソ,ピーマン,サヤインゲン,巨峰,デラウエアブドウは,貯蔵3日間では対照区とストリーマ区では,ほとんど外観変化が認められなかった。しかし,オゾン区では,シソ:褐色の斑点発生,ピーマン:ガクの褐変,サヤインゲン:全体が褐色に変色,巨峰とデラウエアブドウ:果梗の褐変,が認められ品質低下が明らかであった。ブロッコリーでは,ストリーマ放電を受けた環境ガスで貯蔵すると,対照区やオゾン区より黄化の進展と生菌数の増加が遅れ,アスコルビン酸含量とクロロフィル含量の減少が抑制され,遊離アミノ酸含量の増加が遅れた。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
園芸食品一般  ,  食品の変質 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (18件):
  • 1) 宮尾茂雄:加工用原料野菜の除菌技術, 日食保科誌, 24, 267~280(1998)
  • 2) 西村喜之・金谷隆文・大久保典昭・岡田和久・花田圭司:新しい展開に入ったオゾン水の利用技術, 日食工誌, 2, 103~113(2001)
  • 3) 名塚英一・川本伸一:野菜・果実の加工品における衛生管理, 日食微誌, 23, 129~136(2006)
  • 4) 阿知波信夫:電解水の利用による食品素材の品質向上と微生物的安全性確保に関する研究, 日食保蔵誌, 32, 91~99(2006)
  • 5) 阿部一博:カット青果物の生理・化学的特性と流通技術に関する研究, 日食保蔵誌, 32, 283~290(2006)
もっと見る

前のページに戻る