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J-GLOBAL ID:201302254425996440   整理番号:13A1436377

東京湾における底泥挙動の実態とモデル化

Fine Sediment Transport Dynamics in Tokyo Bay and its Modeling
著者 (5件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 45-52  発行年: 2013年08月30日 
JST資料番号: L3747A  ISSN: 1342-2758  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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内湾域に堆積する底泥は,水・底質環境の変動を支配する重要な要素のひとつである。本研究では,東京湾多摩川河口沖で実施された現地観測の結果に基づき,底泥の堆積分布や堆積傾向,さらに波浪・流れなどの外力による移動特性について調べた。水深10m以深の河口沖合では,堆積物表層に含水比が400%を超える流動性の高い泥が広く分布している。2007年9月の台風接近・通過時の擾乱をとらえた連続観測の結果からは,沖合の深場(水深25m)における高波浪や河川出水による底泥の侵食および堆積現象の実態を明らかとした。このような擾乱時における高含水比底泥の挙動に注目し,波や流れの作用下における底泥移動現象のモデル化を行い,高含水比層からの巻き上げフラックスの算定精度の検証や泥層内での水平方向の輸送量に関する評価式の導出を行った。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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海洋地質学  ,  現地調査,土質試験 
引用文献 (24件):
  • 日本海洋学会沿岸海洋研究部会編 (1985) : 日本全国沿岸海洋誌,東海大学出版会,1106pp.
  • Sohma, A., Y. Sekiguchi, T. Kuwae and Y. Nakamura (2008) : A benthic-pelagic coupled ecosystem model to estimate the hypoxic estuary including tidal flat - Model description and validation of seasonal/daily dynamics. Ecological Modeling, 215, 10-39.
  • Traykovski, P., P. L. Wiberg and W. R. Geyer (2007) : Observations and modeling of wave-supported sediment gravity flows on the Po prodelta and comparison to prior observations from the Eel shelf. Continental Shelf Research, 27, 375-399.
  • Vinzon, S. and A. Mehta (2003) : Lutocline in high concentration estuaries : Some observations at the mouth of the Amazon. Journal of Coastal Research, 19, 243-253.
  • 羽田周辺水域調査研究委員会(2010):羽田周辺水域環境調査研究の取り組み~調査研究の中間成果報告~.国土交通省,161pp.
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