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J-GLOBAL ID:201302254539783250   整理番号:13A0282995

疑似胃腸環境における酵素的に構造化されたエマルション: 界面蛋白質分解および腸管粘液中への拡散に対する影響

Enzymatically Structured Emulsions in Simulated Gastrointestinal Environment: Impact on Interfacial Proteolysis and Diffusion in Intestinal Mucus
著者 (7件):
資料名:
巻: 28  号: 50  ページ: 17349-17362  発行年: 2012年12月18日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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乳蛋白質,カゼインナトリウム(Na-Cas)で安定化され,ヒトの上部胃腸管の擬似的条件にさらされたエマルションのコロイド挙動について報告した。特に,エマルション中の油-水界面への吸着によって蛋白質分解の速度がどのような影響を受け,エマルションの安定性が界面の酵素的構造化によってどのように操作できるかについて調べた。トランスグルタミナーゼによって架橋を行った後,蛋白質は生理学的に関連する界面活性剤(ホスファチジルコリン,PC;胆汁酸塩,BS)の存在下および不在下において胃十二指腸蛋白質分解のin vitroモデルを用いて消化された。エマルション中で架橋されたNa-Cas(吸着蛋白質)と溶液中のNa-Casの間には消化速度に大きな違いが見られた。エマルション中では,分子量50-100kDaのポリペプチドの胃での消化が大きく減少する。持続性のある界面ポリペプチドがもとのエマルション液滴サイズを維持し相分離を防ぐ,一方吸着した非架橋Na-Casの迅速な分解およびPCによる変位はエマルションの不安定化を引き起こす。以上の結果は,界面蛋白質の酵素的架橋によるエマルションの構造化が胃の中のエマルションの相挙動およびin vivoにおける胃の消化速度に影響を及ぼすことを示唆する。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
液-気界面  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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