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J-GLOBAL ID：201302254710021801   整理番号：13A0994383

スマートグリッド実現に向けた電力系統技術

Power System Technologies to Realize Smart Grid

著者 (1件)： 栗原郁夫 (一般財団法人 電力中央研究所 システム技術研究所)
資料名： 電気学会論文誌 B  (IEEJ Transactions on Power and Energy)
巻： 133  号： 4  ページ： 298-301 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： S0809A  ISSN： 0385-4213  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： スマートグリッドの概念は非常に広範であるが,その究極的な目的は供給信頼度・電力品質の向上,コスト・環境負荷の低減,需要家サービスの向上など,従来の電力系統の目的と基本的には大きな差はない。ただし,スマートグリッドは,その実現方法・手法が時代背景や技術進展に基づいて,従来とは多少異なる特徴がある。その基本的なところは,1)電気と情報通信技術の融合,2)再生可能エネルギーの大量導入への対応,3)供給サイドと需要家サイドの連系,にあり,その関係を表示し,研究動向について解説した。

シソーラス用語： 送電系統 ,  *電力系統 ,  *電力供給 ,  *信頼性 ,  *電力品質 ,  *原価低減 ,  情報技術 ,  通信技術 ,  エネルギー資源 ,  スマートグリッド
準シソーラス用語： コスト低減 ,  供給信頼度 ,  再生可能エネルギー源 ,  情報通信技術

分類 (1件)： 電力系統一般  (NB02000E)

引用文献 (33件)：

• (1) 山岸良雄・藤井康正:「再生可能エネルギーの変動特性を考慮した最適電源構成の検討」, 電学論B, Vol. 132, No. 10, pp. 834-843 (2012-10)
• (2) 小宮山涼一・藤井康正:「太陽光発電,風力発電の大量導入と日本の最適電源構成に関する分析」, 電学論B, Vol. 132, No. 7, pp. 639-647 (2012-7)
• (3) 相原良太・横山明彦・野見山史敏・小杉成史:「太陽光発電が大量導入された電力系統における揚水発電所の最適運用計画」, 電学論B, Vol. 132, No. 1, pp. 86-94 (2012-1)
• (4) 柿ヶ野浩明・橋本卓也・松村洋平・黒谷崇史・岩本和多留・三浦友史・伊瀬敏史・百瀬敏成・早川秀樹:「住戸別に設置された分散電源の電力融通を行うDCマイクログリッドのミニモデルによる特性検証」, 電学論B, Vol. 128, No. 9, pp. 1099-1110 (2008-9)
• (5) 林 泰弘・宮元英樹・松木純也・飯塚俊夫・東 仁:「マイクログリッドにおけるオンライン電源運用最適化手法」, 電学論B, Vol. 128, No. 2, pp. 388-396 (2008-2)

タイトルに関連する用語 (2件)： スマートグリッド ,  電力系統