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J-GLOBAL ID：201302256499566238   整理番号：13A0029022

現地観測に基づく飛来海塩粒子の発生・輸送モデルの検証とモルタル内部への塩分浸透量の評価

著者 (5件)： 石田哲也 (東大 大学院工学系研究科) ,  埴岡沙紀 (東大 大学院工学系研究科) ,  北篤佳 (国土交通省 近畿地方整備局) ,  ANH Ho Thi Lan (東大 大学院工学系研究科) ,  松田芳範 (JR東日本 構造技セ)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 12  ページ： 113-120  発行年： 2012年11月02日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 飛来塩分の作用を受けるコンクリート構造物の塩害照査技術の高度化を目的として,現地観測と暴露試験を実施した。海岸から異なる距離に三脚を設置し,2,4,6mの高さにおいて飛来塩分量をドライガーゼ法により得ることで,既存の飛来塩分の発生・輸送モデルの検証を行った。再現性と精度向上のためにパラメータに微修正を施し,季節により大きく異なる飛来塩分量の傾向を概ね捉えることに成功した。さらに,モルタル供試体内部に浸透する塩分量と表面付着量の関係を得ることで,飛来塩分の発生から浸透までの一連の定量関係を得た。

シソーラス用語： *コンクリート構造 ,  *塩害 ,  塩分 ,  その場観察 ,  曝露試験 ,  海岸 ,  高さ ,  ガーゼ ,  *物質移動 ,  モデル ,  再現性 ,  精度 ,  浸透 ,  付着 ,  耐久性 ,  風向 ,  海風 ,  海上 ,  波高 ,  砕波 ,  モルタル
準シソーラス用語： 現地観測 ,  飛来 ,  物質輸送 ,  輸送モデル

分類 (1件)： コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (6件)：

• 1) 建設省土木研究所:土木研究所資料,第3175号飛来塩分全国調査(IV),1993.3
• 2) 前田聡ら:塩害データベースを用いたコンクリート中への塩化物イオン拡散の定量評価,土木学会論文集,No・760/V-63,109-120,2004.5
• 3) 山田義智ら:コンクリート中への塩分浸透過程および蓄積量に関する解析的検討,コンクリート工学年次論文報告集,Vol.19, No.1,949-954,1997
• 4) 佐伯竜彦ら:飛来塩分環境の定量評価に関する研究,土木学会論文集E,Vo1.66, No.1,1-20,2010.1
• 5) 小窪幸恵,岡村甫:水飛沫の発生過程に着目した飛来塩化物イオン量の算定モデル,土木学会論文集B,Vol.65, No.4,259-268,2009.10

タイトルに関連する用語 (8件)： 現地観測 ,  飛来 ,  海塩粒子 ,  輸送モデル ,  検証 ,  モルタル ,  塩分浸透 ,  評価