文献

J-GLOBAL ID：201302257043462895   整理番号：13A1396831

層間共鳴トンネリング負性伝導率を有する二層グラフェン層構造での動力学的効果

Dynamic effects in double graphene-layer structures with inter-layer resonant-tunnelling negative conductivity

著者 (10件)： RYZHII V (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  RYZHII V (JST-CREST, Tokyo, JPN) ,  SATOU A (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  SATOU A (JST-CREST, Tokyo, JPN) ,  OTSUJI T (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  OTSUJI T (JST-CREST, Tokyo, JPN) ,  RYZHII M (Univ. Aizu, Aizu-Wakamatsu, JPN) ,  RYZHII M (JST-CREST, Tokyo, JPN) ,  MITIN V (Univ. at Buffalo, NY, USA) ,  SHUR M S (Rensselaer Polytechnic Inst., NY, USA)
資料名： Journal of Physics. D. Applied Physics  (Journal of Physics. D. Applied Physics)
巻： 46  号： 31  ページ： 315107,1-6  発行年： 2013年08月07日 
JST資料番号： B0092B  ISSN： 0022-3727  CODEN： JPAPBE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 筆者らは二層グラフェン層(GL) 共鳴トンネリング(RT)構造の動力学的挙動を考察した。筆者らは構造パラメータ,バイアス電圧,そして周波数の関数として入力シグナルの周波数依存アドミッタンスや二層GL RT構造の応答性を計算した。電子-正孔プラズマがプラズマ振動の自己励起や現実的なパラメータを有する構造に対する非周期的摂動に関して安定であることが示された。すでに示したように,応答は入力する電磁放射によってプラズマモードの励起に相当する鋭い共鳴最大値を示す。プラズマ振動と関連のある応答ピークはTHz範囲内にある。室温で動作する二層GL RT検出器の応答は(10⁴-10⁵)VW^-1を著しく超える高い値を示す。

シソーラス用語： *共鳴トンネル効果 ,  電気伝導率 ,  *炭素材 ,  *プラズマ振動 ,  応答特性 ,  動力学 ,  二層グラフェン
準シソーラス用語： 共鳴トンネリング

分類 (2件)： 固体プラズマ  (BM02160W) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 共鳴トンネリング ,  伝導率 ,  二層グラフェン ,  層構造 ,  動力学