文献

J-GLOBAL ID：201302257137063285   整理番号：13A1623909

フォトニック焼結を用いたプリンテッドエレクトロニクス用のCu塩インクの調合

Cu Salt Ink Formulation for Printed Electronics using Photonic Sintering

著者 (9件)： ARAKI Teppei (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  SUGAHARA Tohru (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  JIU Jinting (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  NAGAO Shijo (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  NOGI Masaya (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KOGA Hirotaka (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  UCHIDA Hiroshi (Showa Denko K.K., Chiba, JPN) ,  SHINOZAKI Kenji (Showa Denko K.K., Chiba, JPN) ,  SUGANUMA Katsuaki (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 29  号： 35  ページ： 11192-11197  発行年： 2013年09月03日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 市販の3種のCu錯体(ギ酸銅5水和物,酢酸銅,オレイン酸銅)をジエタノールアミンに溶解してCu塩インクを調製し,それをガラス基板上に幅3mm,長さ20mm,厚さ35μmでマスクプリントした後,高強度パルス光(2.69J/cm²)照射により光焼結し,ワイアを形成させ,その結晶相,表面ミクロ構造,化学組成をXRD,FE-SEM,XPSにより,電気抵抗を4点プローブ法により測定した。配位子の炭素鎖長は銅錯体インクの吸光特性(色)と光焼結挙動に強い影響を与えた。吸光特性はオレイン酸銅が最も優れているが,炭素鎖長が長く炭素量が多い為,焼結時の炭素の蒸発がワイアの表面に損傷を与え,また残存炭素が電気伝導路をブロックして電気伝導度が低下した。ギ酸銅錯体から作成したワイアは優れた電導性を示し,その比抵抗は5.6x10^-5Ωcmであった。

シソーラス用語： *銅錯体 ,  *焼結 ,  光照射 ,  電子技術 ,  インク ,  細線 ,  固相 ,  表面構造 ,  化学組成 ,  X線回折 ,  走査電子顕微鏡 ,  X線光電子分光法 ,  電気抵抗 ,  可視吸収スペクトル ,  配位子効果 ,  印刷 ,  不飽和脂肪酸 ,  オレフィン化合物 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  アミノアルコール ,  第二アミン
準シソーラス用語： FE-SEM ,  光焼結 ,  *プリンテッドエレクトロニクス ,  *マイクロワイヤ ,  結晶相 ,  *銅錯体インク

分類 (4件)： インキ  (YJ02000N) ,  各種写真法  (ZA03040M) ,  固体デバイス製造技術一般  (NC03030V) ,  応用物理化学的操作・装置  (XE03000E)

物質索引 (4件)： オレイン酸 ,  ぎ酸銅 ,  ジエタノールアミン ,  酢酸銅

タイトルに関連する用語 (5件)： 焼結 ,  プリンテッドエレクトロニクス ,  Cu塩 ,  インク ,  調合