21世紀図書館情報専門職養成研究基盤アーカイブ構築に向けた情報アーキテクチャに関する一考察

宇陀則彦; 松村敦; 阪口哲男; 三森弘; 水嶋英治; 逸村裕

文献

J-GLOBAL ID：201302258471435351 整理番号：13A1680607

21世紀図書館情報専門職養成研究基盤アーカイブ構築に向けた情報アーキテクチャに関する一考察

出版者サイト複写サービスで全文入手
高度な検索・分析はJDreamⅢで {{ this.onShowJLink("http://jdream3.com/lp/jglobal/index.html?docNo=13A1680607&from=J-GLOBAL&jstjournalNo=L2245A") }}

著者 (6件)： , , , , ,
資料名：
号： 45 ページ： 11-18 発行年： 2013年09月26日
JST資料番号： L2245A ISSN： 1340-7287 資料種別：会議録 (C)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

本稿では,デジタルアーカイブの意味について再考した。その結果,アーカイブズ学におけるデジタルアーカイブの要件として,1)アーカイブズ(原本)の対象が国際公文書館会議(ICA)の定義する「記録」であること,2)アーカイブズ(原本)構築の際に「出所原則」「原秩序尊重原則」「原形保存原則」の3原則が守られていること,3)アーカイブズ(原本)に永久保存の仕組みが組み込まれていること,4)デジタルアーカイブの内容が原本と同じであること,5)上記3原則がデジタルアーカイブ上でも容易に理解できること,6)永久保存を意識したデジタルアーカイブのマイグレーションが行われていること-の6つを導き出した。さらに,デジタルアーカイブの構築について議論し,その構築に向けては「情報アーキテクチャ」の方法論を用いて設計すること,具体的には,アーカイブズ情報を組織化し,適切で正確なラベリングを行い,原秩序に沿って史料にアクセスできるようナビゲーションシステムを設計することが重要なカギを握ることを明らかにした。

, , , , , , , , ,
, , ,

図書館一般

引用文献 (12件)：

田窪直規.“電子図書館から電子メディア空間へ、そしてその意味するところ”. 電子図書館の未来人文学と情報処理No.9. BS DATA編. 勉誠社, 1995, p.23-30.
宇陀則彦. 見晴らしのよい場所からあるべきシステムを考える-デジタルライブラリ, デジタルアーカイブ, 機関リポジトリを超えて-. 情報管理, 2008, vol.51, no.3, p.163-173. https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/51/3/51_3_163/_pdf (参照2013年8月21日)
杉本重雄.“デジタル世界における図書館とアーカイブズ”. 図書館・アーカイブズとは何か. 別冊環15, 藤原書店, 2008, p.104-111.
国際公文書館会議電子記録委員会編. アーカイブズの観点から見る電子記録管理ガイド. 国立公文書館訳. ICA報告書 8,1997,60p. http://www.archives.go.jp/hourei/ICASTUDY8_ELECTRONIC_RECORDS_JPN.pdf (参照2013年8月21日)
国際公文書館会議電子環境における現用記録委員会編. 電子記録:アーキビストのためのワークブック. 国立公文書館訳. ICA報告書16, 2005, 77p. http://www.archives.go.jp/hourei/ICASTUDY16_ELECTRONIC_RECORDS_JPN.pdf (参照2013年8月21日)

, , , , , , ,

前のページに戻る