抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高圧を使った凍結・解凍法は零度以下での凍結・解凍となり,最大氷晶生成温度帯の通過を速める事ができ品質管理が容易である。近年加圧容器が小さく装置が高価等の問題が解決されつつあり,再び脚光を浴びている。不凍水領域での高圧処理は,200MPaを超える圧力では魚肉や食肉などの変色が起きやすい。それ以下の低圧下で温度を下げて凍らせる「高定圧凍結法」や「圧力移動凍結法」が現実的である。圧力を使った凍結食品の解凍法として,「高圧誘導解凍法」と「高定圧解凍法」がある。凍結法には進歩が見られるので,高圧解凍法を組み合わせる事で,かなり良質な冷蔵食品を生産できると思われる。畜肉の高圧処理では,死後硬直前では肉の軟質化が起き,死後硬直後の高圧処理では肉の硬質化が起きる。