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J-GLOBAL ID：201302259876363214   整理番号：13A0887855

Prologによる解法知識を用いた誤答解説文付き多肢選択問題の生成

著者 (4件)： 小川修史 (兵庫教大 大学院学校教育研究科) ,  松田憲幸 (和歌山大 システム工) ,  平嶋宗 (広島大 大学院工学研究科) ,  瀧寛和 (和歌山大 システム工)
資料名： 教育システム情報学会誌  (Transactions of Japanese Society for Information and Systems in Education)
巻： 30  号： 2  ページ： 139-147  発行年： 2013年04月01日 
JST資料番号： L2602A  ISSN： 1341-4135  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Prologで記述された単純なホーン節による問題空間を用いた問題解決器に対し,認知的に妥当な摂動を加えることにより,誤答選択肢を生成するとともに,誤選択肢を生成するために用いた摂動に基づいて,その誤選択肢に対する解説文を生成する方法である誤り模倣法SESを提案した。生成した誤答解説文を用いて調査した結果,自動生成した誤答選択肢が有意味誤選択肢であると確認した。誤答解説文は,的確に学習者の誤りを指摘・説明できる妥当なものが生成されている点を示唆した。課題として,SESの有用性を示したが,実用性の検証が必要である。

シソーラス用語： *eラーニング ,  問題解決 ,  仕様記述 ,  *選択問題 ,  知的CAI ,  教育機械
準シソーラス用語： Prolog記述 ,  *多肢選択問題 ,  知的学習支援

分類 (2件)： CAI  (JE09000G) ,  人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (12件)：

• (1) Perkinson, J. H.: “Learning from our mistakes: reinterpretation of twentieth century educational theory”, Contribution to the study of education, Greenwood Press, Pennsylvania (1984)
• (2) Mitkov, R., Ha, L. and Karamanis, N.: “A computeraided environment for generating multiple-choice test items”, Natural Language Engineering, Vol. 12, No. 2, pp. 177-194 (2006)
• (3) Gotoh, T., Kojiri, T., Watanabe, T., et al.: “Automatic Generation System of Multiple-Choice Cloze Questions and its Evaluation”, Knowledge Management & E-Learning: An International Journal, Vol. 2, No. 3, pp. 210-224 (2010)
• (4) 河野恭之,時盛健夫,池田 満,能村康雄,溝口理一郎:“非単調性の定式化に基づく学習者モデル構築方式”,人工知能学会誌,Vol. 8,No. 4,pp. 488-498(1993)
• (5) 竹内 章,大槻説乎:“摂動法による学習者モデル形成と教授知識について”,情報処理学会論文,Vol. 28,No. 1,pp. 54-63(1987)

タイトルに関連する用語 (6件)： Prolog ,  解法 ,  知識 ,  文 ,  肢 ,  選択問題