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J-GLOBAL ID：201302260219361404   整理番号：13A0980670

合金組成と製造プロセスの両最適化によるチタン基合金の材質制御

Property-control of titanium based alloys by optimization of both their compositions and manufacturing process

著者 (4件)： 松木一弘 (広島大学大学院工学研究院) ,  静間清 (広島大学大学院工学研究院) ,  崔龍範 (広島大学大学院工学研究院) ,  佐々木元 (広島大学大学院工学研究院)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 62  号： 12  ページ： 486-492 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： チタン合金の組成と製造プロセス双方の最適化による材質制御について紹介した。合金組成の最適化にはd電子合金設計理論を用い,2種類の電子パラメータを制御する。製造プロセスによる材質制御には,水冷銅坩堝を使用した浮遊融解(CCLM)が有効である。この方法では,坩堝からの汚染がなく,強い電磁撹拌で均質溶湯が得られる。引張強さ500及び800MPaを目標とした合金設計を行い,Ti-50%Ni,Ti-49%Ni-1%Cr及びTi-45%Ni-5%Cr(mol%)合金をCCLM法により製造した。これらの合金の引張特性,高温酸化特性及び形状記憶特性などを明らかにした。

シソーラス用語： 化学組成 ,  合金元素 ,  *合金設計 ,  坩堝 ,  水冷 ,  *浮遊融解 ,  電磁撹拌 ,  引張強さ ,  *ニッケル合金 ,  チタン含有合金 ,  クロム添加合金 ,  高温酸化 ,  形状記憶効果 ,  チタン合金

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  鋳造に関する各種技術  (WC01040B)

引用文献 (26件)：

• 藤井美穂. ふぇらむ. 2010, 15, 654-658
• 小田高士. 金属. 2008, 78, 125-132
• MATSUGI, K. Materials Transactions. 2011, 52, 2189-2196
• 松木一弘. 鋳造工学. 2012, 84, 432-437
• 森永正彦. 鉄と鋼. 1986, 72, 555-562

タイトルに関連する用語 (5件)： 合金組成 ,  製造プロセス ,  最適化 ,  チタン基合金 ,  材質