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J-GLOBAL ID：201302260512428688   整理番号：13A1155720

革新的付加環化反応による複素環合成法の開発

Synthesis of heterocyclic compounds from the heterocyclic compounds

著者 (1件)： 倉橋拓也 (京大 大学院工学研究科)
資料名： 旭硝子財団助成成果報告書(Web)
巻： 2012  ページ： NO.23 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0002A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 遷移金属触媒を用いた付加環化反応は,複数の結合が一挙にできる点,位置,立体の各選択性に関して高いレベルでの制御ができる点において極めて強力な合成手法である。様々な形式の付加環化反応が次々に開発されており,従来法では合成が不可能であった環式化合物の精密合成にも応用されている。一方,窒素や酸素,硫黄などのヘテロ原子を含む複素環化合物の遷移金属触媒を用いた付加環化反応は反応形式も限られており,その重要性に比べて十分に研究されてきたとは言えない。本研究では,従来の遷移金属触媒反応の範疇にない鍵反応を基に,新しい形式の付加環化反応による複素環合成法の開発を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *環状付加 ,  化学合成 ,  ニッケル触媒 ,  ニッケル錯体 ,  脱カルボニル ,  選択性 ,  立体選択性 ,  脱炭酸 ,  付加反応 ,  アルキン ,  アミノ化 ,  分子構造 ,  *酸素複素環化合物 ,  *窒素複素環化合物 ,  *硫黄複素環化合物
準シソーラス用語： カルボアミノ化 ,  位置選択性 ,  酸化的付加 ,  *付加環化反応 ,  複素環化合物合成 ,  ピラン誘導体 ,  ピロール誘導体 ,  チオフェン誘導体 ,  チオピラン誘導体

分類 (2件)： 複素環化合物一般  (CF07010Z) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M)

引用文献 (5件)：

• Y. Kajita, T. Kurahashi and S. Matsubara, 2008. J. Am. Chem. Soc., 130(19): 6058-6059.
• Y. Kajita, T. Kurahashi and S. Matsubara, 2008. J. Am. Chem. Soc., 130(51): 17226-17227.
• Y. Yoshino, T. Kurahashi and S. Matsubara, 2009. J. Am. Chem. Soc., 131(22): 7494-7495.
• A. Ooguri, K. Nakai, T. Kurahashi and S. Matsubara, 2009. J. Am. Chem. Soc., 131(37): 13194-13195.
• I. Koyama, T. Kurahashi and S. Matsubara, 2009. J. Am. Chem. Soc., 131(4): 1350-1351.

タイトルに関連する用語 (4件)： 付加環化反応 ,  複素環 ,  合成法 ,  開発